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気付く。レトルトカレー

無印良品や成城石井に行くと、たいてい
びっしりとカレーコーナーができている。
(一つ買ってみるか)とついでに買って
いざ食べてみると、うわ、美味い。

ここ十数年のレトルトカレーはすごい。
美味しさのクオリティが高すぎる気がする。
しかも、バラエティに富んでいるときた。

気付いたら私には癖ができていた。
「ついで買い」でレトルトカレーを買う癖が。
食べたことないものを発見したら、購入する。

普段は嫁様の超絶美味しい料理で
胃袋がパンパンに満たされるので
買ってすぐ食べる機会は、少ない。

だからなのか、たまに食べるレトルトカレーは
とっても美味しい気がするのだ。

・・・

たくさんのレトルトカレーを試していると
「大当たり」を引くこともあれば
「うーん…」を引くこともある。

そりゃ、そう。

いかに日本のレトルトカレーのクオリティが
高いからと言っても、舌に合わないものもある。
全人類が共通して「美味すぎるぅう!」なんて
踊りだす商品を開発するだなんて無理な話だ。

さて先日、期待して買ったレトルトカレーが
(うーん…)な味でひどく落ち込んでしまった。

あまりにもショックだったので、ついつい
「これ合わなかったわ。スパイスの味が強すぎ」
などと隣にいた嫁様に愚痴をこぼしたときに
突き放すようなコメントをもらってまた更に
ショックを受けてしまった。泣きっ面に蜂!

・・・

あとでこのことを冷静に考えてみたら
嫁様は別に、ひどいことを言ったわけじゃなく
いつもの軽口をたたいただけだ。

でも、同じ軽口でも、言葉を受け取る側が
ショックを受けているときに言われると
その軽口は性質を変えたものになる。

なるほど、こうして言葉は時として
刃になって相手を傷つけたりするのか。

ショックを受けて落ちこんでいる人と
エネルギー満タン最高状態の人とでは
同じ言葉でも受け取り方が変わる。

心の余裕って大事だなと改めて気付いた。
それもこれもレトルトカレーと嫁様と
文字にすることで気付かされるnoteのおかげ。
みんな大好きだぜ。


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