服を断捨離して、ビッグイシューに替える

こしちゃんが年越し大人食堂でお手伝いをしている間、わたしは断捨離をしていました。就職をきっかけに東京に越してきたのですが、会社員生活には不要で、東京の部屋にはおさまらないものたちに部屋を侵食されています。

服を燃えるゴミに出すことが苦手なので、断捨離した服は駅前のリサイクルショップに持って行きました。数百円ほどで買い取ってもらいました。

最寄りの駅前では、ビックイシューが350円（※現在は450円）で販売中。服と交換したお金は、その足でビッグイシューに替えました。

ビッグイシュー（THE BIG ISSUE）
「すべての人が生きやすい社会、特に若者が希望をもって生きられる社会をつくる」雑誌。ホームレスの人に雑誌の販売員の仕事を提供しています（その他の取り組みもしている）。売上の半分以上が、販売員さんの収入に。

こしちゃんのレポにある通り、生活に困っていたり、仕事や住まいが安定しないひとにとっては、年越しは厳しい季節。誰も凍えないでいてほしい。

着なくなった服を売って、その足でビッグイシューに替える。年末は仕事がなくなり、公共の支援窓口もおやすみで、とても寒く、生活に困っている人にとって厳しい季節。みんな暖かいところで年を越せますように、祈りを込めて。 pic.twitter.com/PXIjIDiwQE

— 千晶⛈️ (@nagachair) December 29, 2019

ちなみにわたしのお気に入りの連載は、「From the street 今月の人」、「ホームレス人生相談」。ビッグイシューにしかできない連載だと思う。ホームレスの人や販売員さんの、ホームレスや販売員さんだけじゃない人生を聞くことができます。夢や、食事や、幼少期や、住んでいた家や、座右の銘。

ちなみに、リサイクルショップで500円程度の買取金額を目指すのは、ちょうどよく厳しいので、思い切った断捨離の目標値としてもおすすめです。

＜追記＞

更新を怠っているうちに、今年は冬を待たずに「厳しい季節」に襲われることになってしまいました。誰もができるだけ安全な場所を選んで、そこでこの季節を越えられますように。わたしには何ができるかな。