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[要約]エッセンシャル思考

グレッグ・マキューン著「エッセンシャル思考」の本の要約です。

「選択と集中」

 現代社会はIT技術の発展により、多くの情報が行き交い多くの選べる選択肢があります。大変便利な反面、選択肢が広すぎて選べないことも多いかと思います。やりたいことも多くなると、下の図の左側ような状態になり、何事にも中途半端な結果になってしまいます。(今の自分もこの状態です)図の右側を見てみると、同じエネルギー・時間でもやりたいことを絞ると、大きな目標であっても達成できます。
 このようにやりたいことを「選択」し「集中」してやることで、大きな成果が期待できます。

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90点の基準:フィルタリング

 多くの中からやりたいことを選ぶとき、基準が必要となります。基準は個人の価値観によるので一概には言えませんが、どのくらいやりたいか?を100点満点で数値化すると、基準が明確になります。
 本当にやりたいことを見つけるためには、90点以上を選びます。この基準で選ぶと、やりたいことがかなり少なくなるはずです。もったいないと思ってしまうでしょう。しかし、残った少ない「本当にやりたいこと」は人生を豊にするはずです。

トレードオフ:捨てる技術

 本当にやりたい選択肢が複数あるとき、多くの人は「どうすれば両方できるか?」にフォーカスします。しかし、「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺にもあるように、両方できない可能性があります。
 どうすれば両方できるか?ではなく、「どちらを捨てるべきか?」にフォーカスします。そうすると、自身の中のやりたいこと・価値観が明確になります。そして選んだ選択肢について全力を注ぐことができます。

集中:今何が重要か

 やりたいことが明確になったとしても、日々の仕事の中では「やるべき」些細なことが多くあるのも事実です。例えばメールの返信、資料の作成などです。
 忙しく心に余裕がない時こそ、立ち止まり「今何が重要か」を考えます。深呼吸を行い、必要であればリストに書き出します。そして今やるべきことを自問自答します。

人生は短い

 人生は短いです。多くのことはできません。一生のうちに使えるエネルギーは限られています。上図の左側のように何事にも中途半端な一生よりは、右側のように何かについて集中してやる一生の方が幸せなはずです。
 この本に書かれているように、「選択と集中」にフォーカスする「エッセンシャル思考」を実践すれば、充実した人生を謳歌できるでしょう。

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