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「ある日突然、道筋が見える」という感覚と、忘れてはいけないこと。

今日は少し、歯科医師という仕事において求められる思考回路が、スッと繋がった感覚があった。小さくはあるが''歯科がわかってくる''の第一歩が歩めた気がしたので、ここに残しておきたい。

同期に相談されたインプラントの症例では、最近勉強した訳でもないのにインプラント埋入の適応条件がスラスラと口から出てきたし、先生の患者さんのパノラマを見ながら「こことここはExtかな。他にも危なそうな所あるし、今後を考えるとPDにして適宜増歯が無理ないかなー。Extから3ヶ月は臼歯で噛めなくなるからしばらくご飯困るよなー。」とか考えていたのだ。

うん、これは良い事だ!

歯科に興味がない、珈琲屋をやりたい、と気を揉んで日々過ごしているからこそ、歯科を少しでも好きになれる兆しが見えた。

何もわからないから嫌なのかもしれないし、仕事であった嫌なことが無意識に歯科と結びついているのかもしれない。

でも今日みたいに道が少しずつ見えて来た時こそ、珈琲を好きな気持ちも、歯科をはじめとするロックフェラー医学への違和感も、地に足の着いた生活と食習慣の大切さも、今この瞬間を繊細に感じ取る中今力の大切さも、忘れてはいけない。

ひとつ究まって来た時こそ、謙虚と俯瞰。

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