絵本×クッキー缶
心身ともに優れず
横になりながらスマホを見るともなく眺めていると、クッキー缶の広告が出てきた。
有名な絵本とコラボしているものでとてもかわいい。
などなど。絵本にときめくのは、こどもに読んであげただけじゃなく、ロングセラーであるほど読んでもらった幼少期の思い出までもがよみがえるからだろう。
私の両親、父は狭い部屋が本で埋もれているような本の虫だけど、母に関してはそもそも本を読んでいる姿を見た記憶がない。そんな母が「ママ、好きなのよね」と言っていたのがノンタン。
『あかんべ』『あわ ぷくぷく ぷう』『はみがき はーみー』『おしっこ しーしー』『サンタクロースだよ』など表紙を見ると若い母のすがたも一緒に浮かんでくる。
母はシリーズを孫(私にとっては甥姪)に揃え、のちに巡って我が家にやってきた。寝る前に何度もこどもたちに読んだ。歯磨き粉を出しすぎてしまうくまに笑い、いろんな動物のサンタクロースにびっくり、みんなで競走させる車のどれが好きかゆび差したり‥
それも、もうずいぶん前のことになる。
ボロボロになった絵本は処分してしまった。
幸せな幼少期を象徴するようなノンタン。秋の母の誕生日プレゼントの候補にも良さそう。コーヒーと一緒にこのクッキーを食べて(食べちゃうのもったいないけど!)、ちょっと浸りたい。
※画像お借りしました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000568.000015685.html
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