ユーミン乾杯！

びっくりした！

昨日届いていたが内容はラジオやテレビで何度も聴いていたので特に焦って聴くこともなく。

家のテレビが壊れているので朝はラジオをかけている。
今朝はまず朝起きて一番にプレーヤーにセットした。アルバムとして一枚丸ごと聴くのは初めて。
ネットでも前作の「ユーミン万歳！」が「真夏の夜の夢」で始まり今回の「ユーミン乾杯！」が「真夏の夜の夢」で終わると誰もが書いていたのでてっきりそうかと思っていた。

しかし「真夏の夜の夢」が終わってもピアノの旋律が鳴っている。

スピーカーからは「今だから」をユーミンが切々と歌っている。

時が見えた。

歌声から50年の年月が見えた。

「今だからわかる・・・」

僕はユーミンの50年を深く知るよしも無いがここまで
言葉にはならない見えない時の流れが深く込められた歌唱をほかの誰からもこれまで聴いたことが無い。

それに追い打ちをかけるように小田和正さんの切なく哀愁がこもった歌声。

これは録り直した今の声だろうか。
当時の声だとしても今を見越したのではないかと思うほどの歌声だ。

懐かしい未来。
2000年代に入ってユーミンがキャッチコピーのように使っている言葉が浮かぶ。

先日、ライブも観たが90年代、2000年代とは違った情熱を感じた。

新譜もベスト盤もライブもコラボもメディア出演も「また？」など思いつつ実は全て無駄が無いことに気付く。