見出し画像

今年も開催!シャッフルキャンプ!昨年度のレポートを公開します!

他者・地域への関心と愛着を育む ”シャッフルキャンプ”
参加した子どもたちの100%が
「地元の人にまた会いたい」と回答しました!

広報の太細です!さぁ、今年も夏が来る!

あしてらでは、小学生の夏を彩るプログラム
”シャッフルキャンプ”を開催することが決まりました!

今年の情報に先立ち、昨年の実施報告を公開させていただきます♪

開催報告のPDF資料と、各地域の開催レポートは
それぞれこちらからダウンロードいただけます。

・北海道美幌町:https://onl.sc/Q9NbeEM
・青森県南部町:https://onl.sc/Kz58LtJ
・鹿児島県与論町:https://onl.sc/jnuCK3b

シャッフルキャンプとは?

私たちが考案する「宿泊型のオリジナルキャンプ」。
都市部で暮らす子どもたちと地方で暮らす子どもたちが
大自然でのアクティビティや、
地域の人との交流(=シャッフル)などを通して、
「自分と全く異なるバックグラウンドを持つ人々や、
物事に対して関心を持ち、理解しようとする姿勢」を育みます!

キャンプは、わたしたち「あしたの寺子屋」と、
「地元の寺子屋運営者」が企画・運営をします。
子どもたちが新しい仲間と環境から刺激を受けられるような
プログラムを提供するとともに、各地域が第二の故郷のような
存在になることを目指しています!

※本プログラムは、内閣府「令和4年度関係人口創出・拡大のための
 中間支援組織の提案型モデル事業」の採択を受けて実施しました。

開催背景にある社会の変化

コロナ禍の2年間で制限された学びや遊び。
子どもたちの生活から本当に失われたものとはー。

2022年。新型コロナウイルス感染症の流行により、
授業のオンライン化や外出の制限など、
子どもたちの生活に大きな変化がありました。

本来、子どもたちは、外部環境や他者との関わりのなかで、
自分の立ち位置を認識し、社会との接点を見出しながら成長していきます。

今経験できるはずだったことが経験できず、
他者とのコミュニケーションが少なくなったことで、
自分を表現したり、相手を理解する機会が減少しているという
教育現場からの意見も。

シャッフルキャンプによって、
地域での体験活動と多様な他者との関わりの中から、
今とこれからの社会の中で必要な学びを育むことを目指して実施しました!

3地域でのシャッフルキャンプ概要

北海道美幌町

-コンセプト
「北海道オホーツクの大自然で地球のツナガリを学ぶサマーキャンプ」
-日程:2022年7月29日(金)〜8月1日(月)
-参加者:小学3年〜中学1年生までの8名
    (東京都、神奈川県、千葉県、北海道からの参加)
-概要:網走川を舞台に源流から海までを体感し、
   その学びをアウトプットで表現する3泊4日

青森県南部町

-コンセプト
「人生を楽しくサバイブするためのきっかけを掴むサマーキャンプ」
-日程:7月30日(土)~8月2日(火)
-参加者:小学5年生〜中学3年生までの9名
(北海道、東京都、千葉県、神奈川県、栃木県、愛知県からの参加)
-概要:チームでの農業体験を通して食の大切さを学び、
   晩さん会を設えることで「ご馳走」の意味を考える3泊4日

鹿児島県与論町

-コンセプト
「南島の自然と琉球の歴史、島人の魅力に迫るサマーキャンプ」
-日程:8月19日(金)〜8月22日(月)
-参加者:中学1年生から中学3年生までの8名
    (東京都、千葉県からの参加)
-概要:マリンアクティビティや歴史・文化体験を通じて、
    島とそこに暮らす人の魅力に触れる3泊4日

開催結果

学び①違いに気づく

住んでいる地域との生活環境や言葉の違いを体感し、それを相互に伝え合うことによって、様々な見方・考え方があることに気付き、違いや多様性を受容する経験をしました。

学び②他者・地域への関心と愛着

各地域で出会った他者(子ども・大人)や地域そのものに対する関心や愛着が湧き、「また会いたい」「また行きたい」という思いが強く育まれ、日常に戻っても思いを馳せる対象が増える体験になりました。

アンケート調査結果

25名の地域内外の子どもたちが参加し、
実施後のアンケートでは参加者全員が「とても楽しかった」、
「また行きたい」と回答しています。嬉しい!


参加した子供たちの声

(一部抜粋)

「行く前は、友達ができるかとか飛行機にひとりで乗れるかとか、
 不安なことばかりだった。でも、1日目で友達になれて、
 新しい友達とはじめての場所でやったことないことができて
 とても楽しかった。4日目はほんとうに帰りたくないと思った。」
(小学5年生)

「みんなで協力して計画し、買い物に行ったり料理を作ったり、と
 実際に行動して晩さん会を迎えられて嬉しかった。
 また、その努力が形になって農家の方々、参加者全員が喜んでくれて
 嬉しい気持ちと、自分の自信がついた。晩さん会であったことを
 思い出すとついつい笑顔になるくらい、最高の思い出になった!」
(中学1年生)

「 初めて行ったけど、こんなに優しい人達がいるところなんだと
 安心できる場所だった。農家さんにお世話になったことへの
 感謝を伝えたい。」(小学6年生)

「 色々な場所から来ているからこそ、楽しく話せたし、
 それぞれの住んでいる地域の話をできたり、
 ”あぁ、シャッフルキャンプに来て良かったなぁ”と何度も思った。」
(中学1年生)

シャッフルキャンプ運営責任者より


豊かな人生、豊かな社会とは何か―。
それは「思いを馳せる」対象がたくさんあること、そしてそういう人びとがたくさんいる社会なのではないかと思うようになりました。テレビのニュースを見て、食卓に並ぶ食材を見て、たくさんの人の顔が思い浮かぶ。「非日常」から帰ると「日常」の景色が全く違って見える。そんな体験と「いい記憶」を参加した子どもたちに残せればと思っています。
                ーーー 阿曽沼 陽登(あそぬま きよと)

今年は北海道の2地域で開催!

最後までお読みいただきありがとうございます!
今年の夏休みは、美幌町と八雲町での開催を予定しています。
気になった方は是非、今後の情報を楽しみに待っていてくださいね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?