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建築業界での働き方ってこれからどうなる?

こんにちは、つじしゅんです。

海外の建築ニュースを要約しお届けする、

建築Reading Part11です

取り上げたニュースはこちら

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建築業界では他の職業に比べてリモートワークはあまり受け入れられていませんでしたが、

新型コロナの流行により、リモートワークへの移行を余儀なくされた結果、多くの企業がリモートワークを導入し始めました。

新型コロナが今後どのように影響を与えるか誰にも予測できませんが、以前のような職場環境に戻ることはむずかしいでしょう。

現在起こっている職場環境の変化として、リモートワークの増加のほかに、クリック&モルタルビジネスの台頭があげられます。

クリック&モルタルビジネスの台頭

私自身もそうですが、「そもそも、クリック&モルタルビジネスとは?」という方もいるかと思います。

クリック&モルタルビジネスとは、実店舗とオンライン上の店舗の双方を運営することで相乗効果を狙うビジネス手法です。

ここからは少し雑学的な話になりますが(興味ない方は飛ばしてください。)、なんでクリック&モルタルビジネスというのか?

その理由を知るには、ブリック&モルタルという言葉についても知る必要があります。

ブリック&モルタルとは、店舗販売を行う会社のことある。

ブリック(タイル)とモルタルでできたような店のことを比喩的に実店舗の総称として使っている言葉です。

この「ブリック」をパソコンのマウス操作の名称である「クリック」に置き換えたものがクリック&モルタルとされています。

さて、だいぶ話がそれましたが、

なぜクリック&モルタルが台頭してきたのか

それは、ブリック&モルタルビジネスが新型コロナ対策の為苦境に立たされた結果、代替案として出てきたのがクリック&モルタルビジネスです。

クリック&モルタルビジネスは、時代の変化に適応する必要性を強調しており、パンデミックが終わった後も、多くのビジネスに残るものとなる可能性があります。

テクノロジーの役割

職場環境は、パンデミックだけでなくテクノロジーの影響も受けます。

建築家はオンラインカタログを利用して材料を探し、BIMを用いることは建築業界に浸透していっています。

リアルタイムレンダリングのようなソリューションは、建築家が設計ワークフローを合理化し、ビジュアライズしたプロジェクトを場所に関係なく誰でもアクセスできるようにするのに役立っています。

Zoomなどのビデオ会議ツール利用者が急増していることは、プロジェクトでの利用だけでなく、コミュニティを保つためにもテクノロジーが必要であることを浮き彫りにしています。

人と人との交流は、日常の職場生活に欠かせないものですが、パンデミック以前には見過ごされていたかもしれません。

これらは、テクノロジーが企業や組織を支えていることのほんの一例であり、このような困難な時代にも、そしてその後も繁栄していくためにも、テクノロジーがいかに役立つかを示すものです。

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本文は以上になります、が、

「クリック&モルタルビジネスの話、建築関係なくない?」

と思われた方もいるかもしれません。

そこで、クリック&モルタルビジネスと建築について個人的に考察してみたいと思います。

実店舗とオンラインショップという関係、建築に置き換えると物理的に存在するオフィスとオンラインオフィスをどちらも持つことにより価値がある、と捉えることができます。

実在するオフィスとリモートワークだけではオフィス内でのコミュニティが薄まってしまいます。特に、リモートワークの段階からコミュニティに参加した者(新入社員等)は他の社員との関わりが希薄になってしまう。

そこで、オンラインオフィスを考えます。

実在するオフィスのインテリアに似せたオンラインオフィスがあり、そこでもコミュニティが築けたら

今の実在するオフィスとリモートワークする自宅という隔たりは少なくなるのではないでしょうか?

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