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第9回 魔法の質問!?

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みなさん、COEDASコーチのわたさん(渡辺聡司)です。「まんがdeコーチング」へようこそ!毎月第2と第4火曜日に漫画とコラムでわかりやすくコーチングをお伝えしています。今回は第9回です。

数回にわたりコーチングスキルの「傾聴、質問、フィードバック」のお話をしていきます。今回は「質問」です。

魔法の質問!?


今回の4コマ漫画はいかがでしたか。すずちゃんがどんなクライアントにも使える「魔法の質問」を出そうと思いましたが、残念ながらそのような便利な質問はありませんでしたね。

私もコーチングを学び始めたころは、「よい質問をしなければ、今の質問は失敗だったかな、沈黙は怖いな・・・」などコーチング中にいろいろなことが頭の中を駆け巡り、「クライアントがどんどんしゃべってくれるような“魔法の質問”がほしいな~」と思っていました。

ただ経験を積んでいくにつれて、しっかりと傾聴しクライアントとの関係性が構築できると、自然と質問が出てくるようになってきました😊(もちろん今でも沈黙で冷や汗が出てくる時もありますが・・・)

コーチングにおける質問の目的は「話し手の気づきの促進」


どんな質問をするかによって、相手との対話が、コーチングか、コンサルティングか、ティーチングか、はたまた雑談かが決まります。通常の質問の目的は「聴き手の情報収集」ですが、コーチングにおける質問は「話し手の気づきの促進」であることを忘れないでください。

コーチングにおける主な質問は下記の3つです。パワフルなのでぜひ使ってみてください😊

①    拡大質問(オープンクエスチョン)
自由な回答を求める質問 (「どんなところが悩みなの?、それで?」など)

②    深める・広げる質問
より深い気づきを促す質問 (「本当に大事なことは何ですか?、XXとはどういうことですか?」など)。
可能性や器を広げる質問 (「他には?、もし出来たらどう?」など)

③    時間軸からの質問
過去・現在・未来の視点からの質問
(「今まで同じようなことはありましたか?」、「今この瞬間に思うことは何ですか?」、「X年後はどのようになっていたいですか?」など)

逆にNGな質問は、詰問(問い詰める質問:「なぜ?」、「どうして?」など)、誘導尋問(「XXの方が良いと思いませんか?」など)、クローズドクエスチョン(「それはXですか?」などYesかNoで答えられる質問)など。

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今後もみなさんにコーチングにもっと興味を持ってもらえるよう、ほのぼの漫画とコラムをお届けしますのでご期待ください😊
次回は8/22(火)の予定です。

COEDASコーチ 渡辺聡司(わたさん)
渡辺 聡司 | COEDASコーチ陣 | COEDAS(コエダス)

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編集後記:今回は私の得意な質問をご紹介します。簡単なので良かったら使ってみてください(^^)

質問:「どんな想い?」
  ・話し手:将来のキャリアについて悩んでいます・・・
・コーチ:その悩みにはどんな想いがありますか?
・話し手:・・・想い??。 ・・・「いつかは自分のやりたいことをしたい」という想いがあります!

  →この質問のポイントは、「なぜ(理由)」ではなく「想い」を引き出すところです。「なぜ」と問うと頭で考え「正解」を出そうとしがちですが、「想い」を問うと話し手は自分自身の内面を見に行くので、悩みの本質を引き出しやすくなります。

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