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野球と英語で、新しい自分を発見!?

NHKの朝ドラ『カムカムエブリバディ』は、いよいよ今週が最終章。

私は、足袋や学生服の生産工場を継いだ「野球バカ」の勇さんが大好きでした。
会社事業も、経営も、何でも野球に例える勇さん。かわいすぎでしょー!

でも、野球に例えるのって、以外と理に適っていたりします。

競争に勝つため、目標を達成するための組織運営や人のマネジメント。
何が大事で、何が大切で、その結果、何を優先するのか。

そこが、文化の違いとして、野球を通して、すごく見えてくるのです。

例えば、日本の野球とアメリカのベースボール。

細かい違いを並べ始めるとキリがないので、ここでは割愛しますが、

それらをフォローしていると、それぞれの文化の違いに触れ合うことができます。

そして、異文化に触れあうことで、自分のアイデンティティーを再認識しつつ、

「こんな視点があるんだ!」と沢山の知識がインプットされて、

自分のアウトプットに大きく影響することも。

新しい自分に会える、みたいな。

興味あります? もしあれば、それができる唯一の方法は、

海外で発信している情報も読み取ることです。そして、

『カムカムエブリバディ』でもう一つ大きなテーマだった「英語」です。

は?めんどくさ! とあきらめる前に、ちょっと待ってください。

英語をただただ勉強するのは苦痛だし、大変…

でも、コツがあるんです。それは、

興味のある分野の専門用語だけを先に覚えちゃうこと。

例えば、大谷選手がいるMLBのアメリカでの英字記事を、
野球専門用語だけ覚えてフォローするだけで、だんだん理解が深まってきます。

例えば、野球の専門用語。
実はプロの通訳者も知らない単語がたくさんあります。

専門用語さえ分かれば、内容はだいたい把握できる。
でも専門用語を知らなければ、いくらプロの通訳者でも正しく訳せないんです。

たとえば、直近の大谷選手に関連する記事。

“Ohtani will serve as the Angel’s leadoff hitter to begin the regular season. ”

“leadoff hitter”とは、「1番打者」のことで、
ちなみに “serve as”は、「~として仕える」という意味でよく使いますが、「大谷選手が1番打者」さえ理解できれば、だいたい想像つきますよね。
レギュラーシーズンの開幕で、大谷選手は一番打者を務める、と書いてあります。

“Ohtani gave up three runs (two earned) on two hits and three walks.”

“three runs (2 earned)” 「3失点(自責点2)」
“two hits” 「2安打」ヒットはヒット(hit)です。
“three walks” 「3つの四球」 四球は、英語ではWalksと言います。いわゆる、投手が打者を一塁へ歩かせたという意。
“runs”は、投手の立場からだと「失点」ですが、打撃側からの立場だと「打点」に意味が変わります。(RBI: runs batted inというのが一般的ですが。)
ちなみに、”gave up”は、通常「あきらめた」という意味ですが、ここでは「許した」という意味で使われます。
「3得点を諦めた」ということは、すなわち、大谷選手が投手として打者を許してしまったということです。

MLBのシーズンが始まったばっかりでタイミングがいいので、
これからも大谷選手やその他の注目選手の記事を徐々に取り上げて、通な野球英語を紹介していきたいと思います。

それでは、また次回!

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