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37.5℃展に行ってきました。 / #じょんならん日記

デジタルハリウッド大学の落合陽一特任教授による講義「メディアアート」の成果発表展示会である『37.5℃展』に足を運んだ。

デジハリは、受験生だった当時、全国共通模試があるたびに、志望校の欄にふざけて書く大学の一つだったので、(デジハリは名前も特殊で偏差値で見ると低かったから、ど田舎の高校生にとってはその大学の価値など分からず、ただネタとして消費される存在だった)その大学のキャンパスに数年越しに足を踏み入れるなんて、なんだか感慨深い、。

「37.5」という数値を見て、何を思うのだろうか。
現在、私たちはこの数値によってあらゆる「ゲート」で区切られている。
この数値を基準にすることが一概に正しいとはいえないのにも関わらず、
「0.1」というわずかな数値の違いが大きな意味を持ち、 その人の運命を左右してしまう。
この「37.5」という値のことを考えてみると、 様々な疑問が湧いてくるかもしれない。
この世界には、ふと立ち止まって考えてみると生じる疑問が多く存在する。
トーマス・フリードマンが「めまぐるしく常識が入れ替わる時代」を 「加速の時代」と形容したように、
変化の激しい日常を生きる我々の信念や信条は 信ずるに値するのだろうか。
本展覧会を通じて、立ち止まって考えるきっかけについて再考してほしい。

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▲午前中は落合さんが来ていたらしい


展示されていた作品たち


本展示は、参加型のものや触れていい作品など、さまざまなタイプの作品が15点ほど置いてあった。

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実際に作者の方々と、その作品を作った背景や考えていること、制作過程などを話せたのはすごく面白かったし参考になった。


メディアアートは向いていないと思った。


作品について丁寧に説明してくれていた作者の1人が、説明の途中でそう言った。

「今回の講義でメディアアートを勉強して、今回制作してみて、自分はメディアアートは向いていないと思ったんです、。落合先生はすごく広い視点や知見を持ってアートを作っているけど、自分は全然だし、アートの判断基準も曖昧だから、、」

軽く衝撃だった。作品の名札を見ると、「学部2年」。つまり、18か19かその辺。

その歳で作品を作っていることがまずすごいし、作品も参加型でコンセプトもしっかりしているように見えるのに、(少なくとも自分は好きだった)「向いてない」と言うなんて。


「全然向いてないことないと思いますよ、そもそも落合さんは34とかだから、学部2年の人とは経験の幅が違ってて当たり前だし、自分はすごいと思います。」

「え、ほんとですか、めちゃモチベ上がります、、」


そう言っていたから、これからも創り続けてほしいな、

絶対これを見ることはないと思うけど、応援しています。




今日電車の中で描いたスケッチ

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