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差別や偏見が怖いと感じることがあったからこそ、「無駄を省く」合理主義を追求している環境に身を置き続ける覚悟がある

Co-Doプログラム概要
Co-Doは、”越境”をコンセプトに東海地域から社会を変えるソーシャルイノベーターの育成とそのエコシステム構築を目指すプログラムです。
 ”越境”によって、異なる分野や価値観、手法を取り入れて既存の枠を超えた発想をもとに社会課題に対する事業構築ができる視座やマインドを養い、実際に社会に実装していくプロトタイピングまで行います。

プログラム一期生を紹介します!
六人目は、早稲田大学3年 齋藤凜花さんです!


どんな人?

自身が生まれつき重度の聴覚障害を抱えており、「耳が聞こえること」「マジョリティであること」が前提で構築されている社会の中で、差別や偏見に晒されることが多々ありました。

そこで、障害の有無に関わらず、誰もが社会や政治に希望を持って参画できるよう、高校時代から多種多様なプロジェクトに携わっています。

STAGE 3 シンガポール越境を終えて、どんな社会を作ろうと思っている?

障害を抱えたソーシャルプロデューサーとして社会変革の一助となりたい

日本とシンガポールの異なる点として、障害の有無やバックグラウンドに関わらず、誰もが社会に歓迎されることの重要性、ロールモデルとそれを支援する人たちがいること、資金援助を含めた政治的サポートが豊富であることが挙げられると感じました。

どれも今すぐに日本に定着させることは難しいが、障害を抱えたソーシャルプロデューサーとして社会変革の一助となりたいという気持ちが高まりました。

シンガポールで印象的だった出来事、プロジェクトへの参考になった出来事など

シンガポールは「究極のバリアフリー国家」だった

Co-Doに参加する前は、これ以上障害の界隈と向き合い続けるのか迷っていました。社会の風当たりが厳しい中で、マイノリティのアイデンティティを使い倒すことへの不安、何よりも差別や偏見が怖いと感じることもありました。ただ、だからこそ、「無駄を省く」合理主義を追求しているアウェーな環境に身を置き、新たな視座を身に付けたく、シンガポール越境を希望しました。

シンガポールには、日本と違って障害者手帳もなければ、障害者のための法定雇用率も存在しませんでした。

それでも「究極のバリアフリー国家」と評され、国内外での障害関連のレポートやランキングで上位になるのは何故か。

新たな就労支援のモデルづくりに注力している「TOMOWork」や、MINISTRY OF SOCIAL AND FAMILY DEVELOPMENTを中心に展開されている障がい者支援施設「Enabling villlage」などを訪問し、障害があるということそのものがビジネスチャンスになるという根本的な考え方の違いや、政府の果たしている役割の大きさに驚きました。

また、何気ない道や飲食店、観光地、どこへ足を運んでも、マイノリティにやさしい包括的な国づくりをしようとしている姿勢が感じ取られ、豊かな国民性を感じることもできました。

プログラムに参加してよかったこと(STAGE1〜STAGE 3を通して)

世界で活躍している「カッコいい大人」と邂逅することができた

紛れもなく、一番は出会いです。
東海地区に何らかのゆかりがある(私自身も愛知県で生まれ育ちました)という共通項のあるPY 6人との出会いや、メンターさん、サポーターの皆さんなど、多くの方が多様な局面で、手を差し伸べてくださいました。

また、現地でも愛知県人会なので、同じ東海地区からアジア、ひいては世界で活躍している「カッコいい大人」と邂逅することができ、stage1-3を通して、憧れのロールモデルが増え続ける日々でした。

たくさん磨いていただいたアンテナの感度を鈍らせることなく、次のステージへと進んでいきたいです!

プログラムを通して起きた自分自身の変化(STAGE1〜STAGE 3を通して)

何度も、変革者になろうとすること諦めた、だけど、、、

何度も、変革者になろうとすること諦めた私が、それでも今こうして、まっすぐ前を向いて、志を話せているのは、これこそが私が解決すべきこの世の課題だと再認識できたからなのだと思います。

プログラムを通して起きたプロジェクトの変化(STAGE1〜STAGE 3を通して)

社会変革の一助となりたいという気持ちが高まりました。

日本とシンガポールの異なる点として、障害の有無やバックグラウンドに関わらず、誰もが社会に歓迎されることの重要性、ロールモデルとそれを支援する人たちがいること、資金援助を含めた政治的サポートが豊富であることが挙げられると感じました。

どれも今すぐに日本に定着させることは難しいですが、障害を抱えたソーシャルプロデューサーとして社会変革の一助となりたいという気持ちが高まりました。

【Co-Do DEMODAY開催!!】
海外越境を経た7名による社会を変えるビジョンと事業のプレゼンテーションを開催します!

⚫︎日時: 2024年2月10日(土)13:00-18:00
⚫︎参加費: 無料 ⚫︎参加方法: 会場参加 / オンライン参加


一期目のプログラムは以下で実施いたしました。
STAGE1:2023年10月21日(土)〜11月下旬
STAGE2/ STAGE 3:2023年12月上旬〜2月上旬

■STAGE1
一泊二日のキックオフ合宿や第一線でチャレンジするメンターたちからのセミナーを実施。なぜ自分がこの事業/プロジェクトに取り組むのかを明らかにし”越境”していく。

・合宿(10/21-10/22土日)
・オンラインセミナー

■STAGE2
約1週間シンガポールへ渡航し、海外起業家やITテックの最前線に飛び込む。
・海外越境(約1週間)
・IT越境(国内)

■STAGE3
プログラムを通し磨き上げられたプランと今後のビジョンを社会へと発信する。
・プロトタイピング
・DEMODAY

DEMODAYでお会いしましょう!

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