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書籍『「写経」で学ぶプログラミング』の計画を始めた。

お疲れ様です。Y研究員です。プログラムの「写経」について研究しています。毛筆で行う写経と比較して考えています。

しばらく前にC言語で書く「般若C教」を思いつきました。少し古風なC言語のプログラムを「写経」して学ぶというアイディアです。長さの目安は般若心経と同じくらいの長さです。1時間くらいで完成させられると良いと思います。

Hello, World!

試しにChatGPTに、誰もが知ってる有名なプログラムを質問しました。回答は「Hello, World!」でした。プログラムの練習で一番最初に出てくるやつです。単に「Hello, World!」と表示される簡単なプログラムです。

#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("Hello, World!\n");
}

全部で6行です。あまりに短いので簡単に見えます。仏教で言えば南無阿弥陀仏くらい短いです。ただし、一つ一つの行を精査してみると、詳しい説明ができると分かりました。例えば「#include」の行だけ見ても、何をしているか具体的に書くと長くなります。

ネットワークの基礎、HTTPサーバー

その次に有名なプログラムは何かを考えていました。HTTPサーバーが良いかなと思いました。インターネットの時代でもスマホアプリしか使わなくても、その基礎はHTTP通信です。ChatGPTに書かせてみたら、だいたい100行弱でした。クライアントも同じくらいの長さになったので、両方合わせて動くと面白そうです。

PythonとRust

まえまえから薄い本でも書いてみたいな、と思っています。「写経」をネタに一つ書いてみようと思いました。しかしC言語だけではこだわりが強すぎるので、柔軟にPythonでも同じことをやったら面白いかなと思いました。

なので本にするには、まずは「Hello, World!」とHTTP通信をPythonで「写経」するところから始めると良さそうです。次は本丸のC言語で「写経」するとして、最後はRustで締めようかなと思いました。C言語に置き換わる次世代の言語ですし、自分も勉強したいので。

おわりに

とりあえず計画の骨子みたいなものは出来ました。今やっているプログラミング文体練習の「写経」シリーズが完結したら、書き始めたいと思います。

それではまた!

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