見出し画像

モンテッソーリー教育入門

お疲れ様です。例の0歳児は毎日成長してて嬉しいんですが、目が離せなくなって忙しくなってきたY研究員です。

さて、先日は「モンテッソーリー教育とコンピュータ」というタイトルで、よく分かっていないちょっと変わった教育法とコンピュータの関係について記事を書きました。今回は基本に戻り、そもそもモンテッソーリー教育とは何なのかについて書きたいと思います。

いろいろ記事を見回った結果、子供の興味に合わせて様々な能力を伸ばす道具を上手に与えるのが特徴の教育法と思いました。この「子供の興味に合わせて」という点が肝で、よく子供の様子を観察する必要があるようです。別の道具を与えるのか、それとも同じ道具で続きをやってもらうのか見極めるのはそう簡単ではなさそうです。巷で言われる「イヤイヤ期」も「こだわりの時期」と前向きに捉えて、納得するまでやってもらうのも特徴のようでした。

先生の養成には時間がかかり、各子供をよく観察する必要があるので特別に教育された人をたくさん使うことになりそうです。そうなると単純にコストは上がりそうだなと感じました。

アメリカの記事だとHome Schoolといって家でやるためのマテリアルも用意されていると分かりました。普通の教育法と混ぜても良いし、合わなかったらやめても良いので気軽に始めても良いとの事でした。あと全種類の道具を最初にまとめて買ってしまうのはよくある間違いとして指摘されていました。

最後に、モンテッソーリー教育はオルタナティブ教育という、その他系カテゴリーに属するらしいです。何をもって正統派と言うのかいまいち分かりませんが、教室で座って受ける集団教育は古いという指摘もあるので、もしかしたら現代にあった教育法なのかもしれません。

ここまでは何となく理想的な教育に感じられましたが、考え方によっては、よく注目を与えられて整えられた環境で育った子供は少しひ弱に育たないか心配になりました。人生では放置されたり酷い環境に放り込まれる場合もあるので、そうなった時にどうなるのかなと思いました。

もう一つのオルタナ系教育法であるシュタイナー教育も少し気になるので、また機会があったら調べてみたいと思います。

ではまた。


無料のプログラミングクラブCoderDojoを運営するにあたり寄付を受け付けています。お金は会場費・Wifiの費用・教科書に使用します。