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モテるための要素、清潔感とはなんなのか

こんにちはK研究員です。
突然ですが、今回は清潔感について書いてみたいと思います。

こちらの記事によるとモテるためには何よりも清潔感ということをホストの人たちが語っています。

いっぽうで清潔感と清潔であることは別という話もあります。よく見る漫画がこれです。

どんなに掃除しても便器は汚い。名言ですね。では清潔感とはなんでしょうか。どうやら、ただ清潔というだけではなくて色々なことから総合的に判断される概念のようです。少なくとも、実際どうかということより、見た目などの外部から分かる情報でどう判断するかということが重要そうです。


進化論の観点から考える

進化の観点からすると、進化は淘汰圧によって起こります。元々は清潔感を異性に求める人も、そうでない人もいたはずですが、清潔感を求めない人は淘汰された事によって清潔感を求める人が多く残り、そしてその形質が次の世代に受け継がれていったと考えるのが妥当でしょう。

ではなぜ、清潔感を異性に求めない人は淘汰されたのでしょうか。近代以前の世界では医学が発達しておらず、重い病気になれば死に直結することが普通でした。それどころか病原体が蔓延すれば本人だけでなく家族や村も致命的な状態になったことでしょう。

つまり、病原体を持っていない、寄せ付けないような異性を選ぶ本能が備わっている人のほうが次の世代に遺伝子を繋げやすかったのです。

このように考えると、清潔感とは病原体への耐性を総合的に判断したものと言えるのではないでしょうか。
それは実際に清潔なことももちろん重要ですが、若くて免疫力があることや、体を鍛えていること、財力があることなども影響します。それらの事を外部から見て総合的に判断した指標が清潔感という言葉で言語化されているのでしょう。

ユニクロ男の例

こちらもネットでよく見る画像です。
高い服を着た人と安い服を着た人の比較の例です。

「安い服でも若いイケメンが着ればかっこいい」という例で使われがちですが、よく見ると他にもいくつか見る点があります。

左の男性ですが下を向いて自信がなさそうな印象を受けます。右の男性は上を向いて自信たっぷりです。また、右の男性はのジャケットもえりが立っていてヨレヨレではなくほぼ新品に見えます。さらに右の男性はスマートですが適度に鍛えていそうです。

これも清潔感=病原体への耐性という視点で見ると理解できます。服の値段がいくらかということは外面的にはわかりません。
一方で若い、自信がありそう、スマートだといったところにまず目が行くのは自然なことです。

また病原体への耐性を見抜く能力はおそらく貨幣経済が発達する前から人類が獲得していたでしょう。そう考えると、ブランドもので高いということを見抜く能力より、新品の服を着れるということのほうが重要になってきます。先史時代にはブランド物の服を着れる人はいなかったでしょうがヨレヨレの服になる前に取り替えられるお金持ちの人はいたことでしょう。

このように考えると右の男性に清潔感を感じるのは不思議ではない気がしてきます。

清潔感を得るには

ここまで清潔感=病原体への耐性を外部から判断したものという仮説で話してきました。しかし、現代社会では医学の発達により病原体はそこまで恐れるものでもないかもしれませんし、公衆衛生の発達により多くの人は十分清潔で健康です。しかし古代からの本能はそう簡単に変えることはできないのも事実ですのでそこに齟齬が出てきます。

現代の医療水準では問題ないことであっても清潔感がないとみなされてしまう事で最初の漫画のような事が起こってしまいます。

ではどうするのがいいのか。それは病原体に負けないイメージを作り出すことです。
まず、若いというだけで清潔感的にはかなりプラスです。年を取ってしまうと同じくらい清潔であっても清潔感を失ってしまいます。例えば、極論ですがどろんこになって遊んでいる小学生のほうが、電車の中で見るくたびれたおじさんより清潔感ありますよね。
また、鍛えていてスマート、マッチョというのも清潔感はかなりプラスです。
自信たっぷりでげんきな振る舞いも大事ですし、服は安いものでもいいからすぐに買い替えるというのも大切です。5000円のTシャツを1年着るより、1000円のTシャツを2ヶ月毎に買い替えたほうが良さそうです。
そして不健康、病気になると起こる症状を連想させるものはとりさり、元気なときにできることを(スポーツなど)をアピールするのです。

そんなわけで

そんなわけで私自身はおじさんですし、太っていて服はヨレヨレになるまで着るので全く清潔感は無いのですが、若い皆さんには頑張って欲しいところです。服を買うお金がない人はヨレにくく汚れが目立たない黒や濃紺などのタートルネックがおすすめです。


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