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サウナで使うヴィヒトの作り方@エストニア

お疲れ様です。Y研究員です。エストニアのサウナについて書いています。昨日は「そろそろ、まとめを。。。」と書きましたがネタを思いつきました。なので今日はサウナで火照った体をパシパシ叩くヴィヒトについて書きます。

ヴィヒトとは

枝葉をまとめて乾かしたものです。普通は白樺で作ります。サウナではお湯につけて柔らかくしてから使います。火照った体の表面をパシパシ叩きます。血行が良くなるのと同時に、いい匂いが広がってエストニアのサウナに欠かせないアイテムです。お店で買うこともできますが、今日は自分でつくる方法について解説します。

作り方の動画

エストニア語で申し訳ないですが、1分半くらいなのでとりあえずご覧ください。動画ではエストニアの森でヴィヒトを作っています。動画は国有林管理センター(RMK)という国の役所からです。

作り方の解説

動画ではエストニア語で色々言っていますが、かいつまんで日本語で解説します。

木の選び方、切り方

高さが2−6mくらいの若い木が良いです。古い白樺は固く、垂れ下がった枝は柔らかすぎます。木の成長を考えて、1本の木からは数本だけ切るようにします。木のてっぺんからは切らないようにします。長さは、自分の肘から指先くらいです。枝は硬めで葉は多めが良いです。

まとめ方

1本の枝を中心にして、まわりに追加していきます。15本から20本くらいをまとめます。葉っぱの上が外を向くようにします。だいたいそろったら、付け根の葉や枝を取り除きます。最後に紐で根本をしっかり縛ります。

干し方

屋根裏や軒下など、風通しが良い日陰で吊るして干します。だいたい乾いたらダンボール箱に入れて保管します。

使い方

使う前に熱いお湯につけるのが定番です。冷たい水につける人もいるみたいです。

次回は、

今回はヴィヒトの作り方、初級編でした。上級編のネタになる記事も見つけたので次回はそれを解説します!

それではまた!

その他、エストニアのサウナに関する記事はこちらからどうぞ。

参考にした記事


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