よいプログラミングの授業とは
いったんは筆を置く宣言をしながらLikeが着いたり、アイディアが出たので翌日に一時撤回です。。。
タイトルにもありますが、どういう授業が良いプログラミングの授業なのでしょうか。Scratchは小学生でも使える楽しいツールですが、工夫して教える事で将来にも役に立つ内容を伝授できると思います。個人的意見を列挙してみます。
1:基礎的なとっかかりはちゃんと教える
・ツールの使い方
・こまめに保存する
・コピペして効率を上げる
2:問題解決の方法を教える
・とりあえず周りの誰かに聞いてみる
・自分でデバッグできるようになる
・それでもつまづいてたら助けてあげる
3:良い習慣がつくように教える
・計画をたててから作業に取り掛かる
・なるべくプログラムは綺麗にしておく
・物ができたら公開して意見交換をしてみる
細かく説明しだすと長くなるので、概要だけ書きます。1はツールだけ子供に紹介しても使い方が分からなければ何も始まらないので当然といえば当然でしょう。こまめな保存やコピペは文書作成でも大事になってくるので、コンピューターユーザの基礎として教えてあげるのが良いのではないかと思いました。
2はプログラミングの重要な要素です。分からなかったら聞いてみるのは基本ですが、自分で試行錯誤してみるのも大事なのでその辺のバランス感覚が身に着けば良いと思います。デバッグはプログラミングの重要スキルです。なんとなく思った通りに動かない場合でもそれを見逃さない洞察力とか、もっとレベルが上がると、目的の作品を完成するためには無視しても良いバグを判断できるようになれば立派なプログラマーだと思います。
3は別にScratchに限らず大人でも重要なスキルです。その昔Windowsに入っていたピンボールはコードが理解されなかったため(仕様書もたぶんなかった)バグを取りきれず、Windows8の段階で移植されなかったそうです。10歳前後から良い習慣を身につけておけば、後の成長も早いでしょう。考え方はサッカー選手がジュニア世代から育成を受けるのと似ているかもしれません。
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