関数とメソッドの違い

単独で呼び出しできるのが「関数」
変数や値に付けて呼び出すのが「メソッド」

例えば、Pythonの組み込み関数のprint()、len()などは単独で呼び出せる「関数」です。

リストに要素を追加するappend()や文字列を繋ぐjoin()は変数や値に付けて呼び出す「メソッド」です。以下のように変数や値の後にドット(.)を付けて呼び出します。


append()とjoin()は、それぞれリスト型と文字列型に準備されているメソッドです。メソッドはデータ型に紐付いた関数なので、このように呼び出せる種類はデータ型で異なります。

モジュールの関数もドット(.)を付けて呼び出します。メソッドと混同しやすいので気をつけてください。例えば、以下のgetcwd()は、osモジュールの関数です。
getcwd()のドットの前のosはモジュール名ですが、メソッドの場合はドットの前が変数や値になります(つまり、データ型を有するもの)。

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