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アニメ・ムーミン谷の仲間たち「火の精」の感想

NHKのアニメ・ムーミン谷の仲間たちを最近楽しみにしている。今日録画で観た「火の精」はすごく好きなストーリーだった。
見た人いるかな?見てない人はネットでストーリーを見てから読んでね。

まずは、私が一番素敵だなあと思った言葉。スナフキンの「やさしさは連鎖する」これはこのお話の全体を通して語られている素敵なメッセージ。
船に向かって家を出るときのミーのきりっと引き締まった顔。
そして、ムーミンパパが火山から逃げて新しい島に向かって船を進める、その前向きさ。
そして、「つるの恩返し」ならぬ「火の精の恩返し?」的な、火の精たちが噴火口をムーミンたちが住んでいない島に変更するシーン。素敵だった。

そして、なによりも私がいいなと思ったのは、きれいごとでまとめていないところ。やさしさは連鎖するとはいえ、ムーミンは怒っていた。やさしくなかった。スナフキンに言われて仕方なく火の精を火山に送り届けるが、火の精におかげで自分は家族に会えないかもしれないと火の精に不満をぶつけるシーンがある。その不満、怒りを火の精に伝えたからこそ、火の精が動いたのだ。それを知らなければ、「火の精の恩返し」は起こらなかった。私はいろいろな不満をただ我慢するのではなく、その原因となること、人、に伝えることが大切だと常日頃感じている。よく、上司への不満をただただ同僚に愚痴ってばかりで解決しようとしない人がいるが、それじゃあ、何も起こらない。伝えなければ伝わらない。ただただやさしければ世の中上手くいくっていうわけじゃないと私は思う。だから、今回のムーミンのお話は私的にすごく好きだ。

以上、私の個人的な感想でした。次も楽しみ♪



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