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映画「BU・SU」を久々に観て

若いころ、富田靖子主演の映画「BU・SU」を観に行った。その後テレビで放映されたものを8ミリビデオにとっていたものを、久しぶりに観た。今は様変わりした東京。その数十年前の風景が映し出され、その中を学校をさぼた高校生役の富田靖子が歩いていく。

古いいかめしい雑多なビル。活気にあふれた人々。普通の人々。夏の昼間の風景。なんて、懐かしい。昭和の香り。そして、同時に自分自身の青春の香りがよみがえる。人付き合いに不器用な自分と主人公が重なる。あの頃、将来を思い描けと先生に言われても。。。まっくらなトンネルの向こうに、ただまっくらなものしか見えてこなかった自分。

けれども、一生懸命、前を見て歩いてきた。歩き続けてきた。当時は思いもしなかった。家庭を持ち、子供を持ち、普通に生活できている自分。これから先も、先のことはわからない。けれども、ただ、ただ、暮らしを続けていくのだ。この先も。




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