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正月休みにプログラミングはじめませんか?

執筆者:山本

公立大から私立大へ1月に転職することになりました。
仕事内容は教務で同じですが、新しい環境にワクワクしています。

アドベント企画で最初「永田鉄山と大学事務DX」という記事を書こうと思っていましたが、いきなり飛ばしすぎだなと思い、プログラミングについて書くことにしました。

大学事務でも教務の仕事はデータと向き合うことが多いです。私は必要な時に自分でプログラムを組みながら仕事しています。以下のコラムは私のあらすじににChatGPT先生が肉付けしてくれたたものです。そして、挿絵も描いてもらいました。
ここで言いたい内容はPythonいいよ!皆様もお正月休みに始めてみませんか?(笑)

さて、私のプログラミングへの道は、大学を卒業後に始まった大学事務の職から始まりました。今でも覚えていますが、10年前の最初の仕事はシラバスづくりでした。今は無き当時のシラバスシステムは、データベースむき出しのシステムで、数万行の取込データを作るだけでExcel初心者の私の心をいとも簡単に折ってくれたものです。Excelシートに囲まれた日々は、私のキャリアを形作ることになりました。Excelの基本操作から始まり、シート関数を学んでいく中で、その限界に直面し、より高度なスキルを求めてExcelマクロ(VBA)へと進みました。初めてVBAに触れたときの驚きは、今でも鮮明に覚えています。VBAでの経験は、私にとってのプログラミングの入口であり、コーディングの基礎を築くものでした。

私はそこからAccessとSQLを学びました。言語だけでなく、データの扱い方や管理の重要性を学び、私の視野はさらに広がりました。忘れがちですが、データを蓄積しているのは後で必要な時に取り出し利用するためです。蓄積するのが目的ではありません。

そして、Pythonとの出会いが私のキャリアにおける大きな転換点となりました。Pythonのシンプルさとその強力なライブラリ*は、私のプログラミングへの情熱を新たな次元へと導きました。VBAでの経験を経て、Pythonの柔軟性とパワーをより深く理解することができたのです。私は自分自身の業務を効率化するためのツールを作成することに挑戦し、それが成功する度に大きな達成感を感じました。

最近では、ChatGPT等のLLM(Large Language Models)の急激な進化が、コーディングを根本的に変えています。いい時代になりました。これらの先進的なモデルは、バグの特定やコーディングの学習を非常に容易にし、プログラミングをより始めやすいものにしています。独学で最もつらいのはなぜか動かないが、理由が分からないし誰も教えてくれないということです。しかし、LLMは呆れることもなく真摯に(たまには嘘も混ぜつつ)教えてくれます。​また、プログラミングにはもう一つの大きなメリットがあります。Excelでの作業において、複雑な処理(往々にして毎年必要な処理)を再現することの煩雑さに直面していましたが、プログラミングを用いるとその障壁を取り除くことができます。繰り返しの作業や複雑なデータ処理が効率的かつ正確に行えるようになり、作業時間の短縮とエラーの減少に繋がりました。そしてPythonにできることはデータ集計だけではありません。パソコンでできることは何でもできます。​プログラミングは専門家ではないですし、まだ学習途中ではありますが、私のレベルでも十分に業務に役立ちます。そして、スキルアップするほど業務が効率化されます。私はいろいろと回り道をしましたが、今の時代であれば、いきなりPythonから学習し始めるのがおすすめです。プログラミング未経験者やローコードで開発を行っている方々にとって、Pythonのような言語は大きな助けとなります。LLMのおかげでハードルが下がった今、学習を始めてみませんか?​

  • Python等の言語では、先人たちが便利なパーツを作ってくれています。それを再利用しながらコーディングしていきます。このパーツがライブラリです。