【コラム】人工知能は人間の脳を超えるのか
こんにちは。かけだし社長の小寺です。
今日は人工知能は人間の脳を超えるのか、という少し近未来のお話です。
人工知能 vs 脳
人工知能は人間の脳を超えるのか!?
という論争は、今も絶えません。
チェスの世界王者が、IBMのディープ・ブルーに敗北したのは、世界を震撼させました。
人工知能が人類の知能を超え、自ら人間より賢い知能を生み出していく瞬間、
シンギュラリティ(技術的特異点)
が2045年に来るとも言われています。
人工知能が人間を超えたらどうなるのか、、
機械が人間を支配する世界は、ターミネーターやマトリックスの映画の世界で描かれています。
人間の脳はスーパーコンピュータの40倍
ただ、それでも人間の脳は、スーパーコンピュータ以上の実力があるようです。
日本とドイツの共同研究によると、人間の脳の1分の活動量は、世界で4番目に速いスーパーコンピュータである「京」の、なんと40分にあたるそうです。
つまり、スーパーコンピュータの40倍!!
チェスのようなロジックや、計算はコンピュータのほうが得意のようですが、複雑な作業や想像することは、まだまだ人間のほうが上のようです。
脳は10%しか使われてない説
話は少し変わりますが、人間の脳は全体の10%しか使われてないという説があります。
実はこれ、誤認だったことが判明。
諸説ありますが、人間の脳にはまだ可能性がある、という言い回しが、独り歩きして誤認に繋がったそうな。
脳を100%使ったら凄い力が得られる!という男のロマンでもあった故に、とても残念です。。
ちなみに、この説を題材にした映画「ルーシー」は脳の可能性を題材にアプローチしています。
ただ、個人的な感想は、うーん、、という感じでした。笑
意識と潜在意識
人間の脳の凄いパワーの1つに潜在意識というのがあります。
潜在意識とは、普段意識せず、無意識に考えている部分のようですが、この潜在意識というのが凄い働きをしてるようです。
例えば、
友達と話していて、「あれ!?あの芸能人の名前なんだっけ!?ほら、あのドラマに出てた、、」と名前を思い出せない時ありますよね。
結局思い出せず、友達とは解散。
帰りの電車で何気なく風景を眺めていたら、
「あ!!思い出した!!」
という経験は皆さん1度はあると思います。
これは何が起きてるかというと、
人間の潜在意識はGoogle検索みたいなもので、
「あの芸能人の名前なんだっけ?」と脳に検索をかけにいくと、自分が無意識の時にもずっと脳内を検索して答えを見つけてくるようです。
昔流行った、コックリさんも、あれは心霊現象ではなく、みんなの潜在意識から共通解を求める遊びのようです。
考える力があるのは人間だけ
潜在意識の例のように、自分にとって必要な情報を関連づけて引き出したり、複数の事象を結びつけて創造する力は、まだまだ人間のほうが優れていると感じます。
Siriのような人工知能が提案する範囲は、ビックデータから機械学習をする、あくまで統計や過去から算出したデータに過ぎません、
感情や人間関係の構築、アートや独創性を必要とするものは、まだまだ人間の得意分野です。
機械・AIが人間にとって代わる世界がくるともいわれますが、上記のような、機械には真似できない力は、職業としても残っていくと思います。
機械が得意とするところ
人間が得意とするところ
それぞれの得意分野を正しく認識していくことで、これからのシンギュラリティの時代を、人として長く戦っていけるかもしれませんね。
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最後まで一読いただき、ありがとうございました。
今後も徒然なるままに、頭の中をアウトプットしていきますので、よかったらまた遊びにきていただけたら幸いです!
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