自分の強みは自分ではわからない
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
よく自己分析や面接などで聞かれる、
「あなたの強みはなんですか?」
という質問。
就活生のみなさんなら、散々されてきた質問かもしれません。
あの質問、僕は結構苦手というか、回答に困ることが多いです。
というのも、強みって自分だけではわならないと思っているからです。
正確には、決めきれない、です。
理由は2つで、
・強みは相対評価で決まる
・強みは場面によって変わる
からです。
強みは相対評価で決まる
自分の強みはなんですか?と聞かれたら、
・数字が得意
・忍耐強い
など、挙げようと思えば挙げられるのですが、それらも全力投球する中で、周りから指摘され気づいたことが多いです。
自分にとっては当たり前にやってたことでも、他の人からみたら強みに見えることってあるんだなと思いました。
結局、強みというのは、周りと違うから強みなんだと思います。
逆に、いくら数字に強いからといっても、そこにいる人が全員数字に強かったら、それは強みではなく、当たり前の基準になります。
強みとは相対評価で決まるため、誰と比較しての強みなのかを、主張できるかが大事だと思ってます。
強みは場面によって変わる
もうひとつ、強みは場面によっても変わります。
例えば「コミュ力があります!誰とでもすぐに打ち解けられます!」という強みを持っていたとしましょう。
その人に、無人島で1ヶ月生き延びてください、という課題を与えたら、「コミュ力」なんて強みは全く意味をなさなくなります。
そう、必要なのは「サバイバル力」です。笑
ちょっと極端な例かもしれませんが、場面を考えずに強みを主張すると、全く検討はずれな回答になることがあります。
場面を考え、どういう力が必要とされるのか?
それを考えた上で適切に自分の手札を出すことが大切です。
エンジニアの世界でも、プログラミングできます!情報処理を勉強してきました!って人はいくらでもいますが、それを使って何ができるのか?どう役に立つのか?までをセットでプレゼンできる人はあまり見ません。
強みとは、あくまで道具であり、それをどう使うかのほうが大事なはずです。
そういう意味で、場面をよく観察してから、適切な手札を切ることが大事だと思ってます。
まとめ
強みとは、比較対象となる「人」と「場面」によって、はじめて決定できるものだと思います。
もちろん強みは多いにこしたことはありません。
あとは、それを適切な手札として活用していけるかです。
その市場にはどういうライバルがいるのか?
その市場では何が求められているのか?
市場分析をすることで、適切な手札を切っていく力をつけること。それもまた立派「強み」かもしれませんね。
以上、僕が思う強みの作り方でした!
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