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仕事は点ではなく面で捉える

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

より多くの仕事をこなそうと思った場合、
仕事は点ではなく、面で捉えることが大事だと思います。

点と面、わかりやすく言えば、
直列処理なのか、
並列処理なのか、
という話に近いでしょうか。
(理系脳なので逆にわかりにくかったらごめんなさい)


点で仕事する場合、ひとつの仕事に集中する部分、効率は上がると思います。
ただ、それは仕事量が少ない場合に限ります。

仕事量が多くなってくると、
点で仕事してしまうと、確実に「待ち」の時間が発生し、結果全体の効率は下がっていきます。

今取り掛かっている仕事が終わらない限り、次の仕事はずっと放置状態になるわけです。

仕事量が多い時ほど、仕事全体を面で捉える必要があります。


例えば、「カップラーメンを10個作ってください」という仕事があったとしましょう。

カップラーメンをひとつずつ作っていくのが点の仕事です。
ひとつあたり3分かかるとしたら、計30分要することになります。

これを面で仕事しようと思ったら、一気に10個分のお湯を沸かし、10個に一斉にお湯を注ぐことになります。
この場合、所要時間は計3分です。

面で捉えることで、そもそもたくさんのお湯を沸かすための、鍋が必要だな、など、新たな一面が見えてくるかもしれません。

カップラーメンで考えたらわかりやすいので、
そんなの誰でも10個一気に作りますよ、と思うと思いますが、これがもう少し複雑にやってくるが、実際の仕事の現場です。


実際の仕事では、全体を俯瞰し、実際何から取り組んだら効率的なのかを考えます。

点の仕事しかしていないと、いざ仕事に詰まった時に、そこが全体のボトルネックになりかねません。

仕事には少なからずレベル差や、待ち時間が発生するものもあります。
これらをパズルのように組み合わせていくのが、面で仕事することと思っています。


仕事にもいくつか種類があります。

軽微な、すぐに片付く仕事。
軽微だが、待ち時間が発生する仕事。
(メールの返信、発注依頼の類)
重要だが、すぐには取り掛かれない仕事。
(何かしらの必要条件を要するもの。)
ボリュームがあり、エネルギーを要する仕事。
などなど。

仕事の特性によって、タスクに優先順位をつけて、面で捉えて、うまく同時並行で仕事をこなしていけるようになると、より全体の生産性はあがっていくと思います。


時に一点集中は大事ですが、
常に面で捉えて仕事していきたいですね。

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