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お金を稼ぐことはなぜ忌み嫌われるのか

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

日本でもいよいよ、2022年から、金融教育が学習指導要領に組み込まれるとして、話題になりましたね。

ただ、日本の金融教育は海外に比べ、かなり遅れをとっているのも事実です。

海外では学生のころに金融リテラシーを身につけ、労働収入以外に、金融投資をしてお金を運用していくことが当たり前になっている国も多いです。

一方で、日本人は、財産を銀行に預金している人がほとんどとも言われています。

銀行の平均利回りでいえば、0.001%~0.02%といったとこですが、投資が当たり前の海外の人からしたら、「なぜそんな低金利でお金を運用をしているんだ!?」と驚かれるそうです。

これは日本人の金融リテラシーが低いことに起因していますが、積極的に金融リテラシーをあげようとしない背景には、「お金を稼ぐことは良くないこと」という古い風習が根付いていることも原因としてあると思います。

日本ではなぜか、
「身に余るお金を稼いでも仕方ない」
「お金を稼いでいる人は怪しいことをしている」
「お金を稼ぐと人が変わってしまう」
などなど、お金に関してあまりいいイメージを持たれていない気がします。

原因はわかりませんが、戦後、「清貧」という道徳心を叩き込まれた時代があったからなのかもしれません。

また、
「あの人だけお金を稼ぐのはおかしい」
「お金を稼ぐのは得体のしれないこと」
など、嫉妬心や懐疑心が妨げになっている場合も多いのかもしれません。

金融教育は大事ですが、日本においては、まず「お金を稼ぐことは良くないこと」というイメージから変えていく必要があると思います。

お金を稼ぐことが人をダメにするという意見も聞きますが、僕はそうは思いません。お金を稼いでも立派な人はたくさんいます。

お金を稼いで人が変わるのではなく、
お金を稼いだことで、その人の本性が現れるだけなのだと思います。(お酒を飲んで本性が出るのと似ているかもしれません。)

また、僕は稼ぐことは社会貢献だと思います。
金融投資は少し別物かもしれませんが、働くことで得られる収益は、それだけの「価値」を提供しているから、対価として得ているわけです。

売上や稼ぎは、社会からの通信簿のようなものです。

貢献度を表す指標だとしたら、たくさん稼ぐことは、むしろいいことだと思います。

そして、お金は選択肢です。
子供にいい教育を受けさせたい、
親にはいい医療や介護を受けて欲しいなど、
お金があることで、選べること、守れるものが増えます。
お金が全てとはいいませんが、人生において大事なことには、だいたいお金が必要になります。
僕はお金で解決できることぐらいは、お金で解決したいです。

お金を稼ぐことは、自分や周りを幸せにできる可能性が広がることと捉えることから、お金へのイメージが変わるのかもしれません。

金融教育や事業を通して、お金を稼ぐ抵抗心を取り除くことも、僕がやりたい事業のひとつです。

1人でも多くの人が稼ぐことに素直になり、今より日本が元気になっていく未来を望み、僕もできる努力をしていきます。

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