目先の利益を追いすぎると大きな利益を取りこぼす
こんにちは!かけだし社長の小寺です。
僕は最初の人間関係づくりで、よく無償で働くことがあります。
仕事に限らず、プライベートでも、まず自分から相手に喜ばれることをしようと心がけています。
プログラミングを無償で教えたり、困ってる友人がいれば知人で力になってくれそうな子に積極的に繋いだり、誰かの誕生日には盛大にお祝いしたり、といった感じです。
ほとんどの場合は喜んでもらえるのですが、
中には、ごく稀にこんな反応が返ってくることもあります。
「怪しい」
「何か裏があるんじゃないか」
「あなたにとってのメリットはなんなの?」
などなど。
その人がそう思う気持ちも理解はできます。
ちょっと悲しい気持ちにはなりますが。笑
確かに、何のメリットもないのに動くってのは、裏を疑いたくなると思います。
ではなぜそこまでして人に尽くすのか?
目の前の人の役に立つことに、本来は理由なんていらないと思うのですが、今回はできる限り理論立ててご回答しようと思います。
結論から言うと、上記の行いは、僕にとって全てメリットがあると思うから、やっています。
ただ、見ているメリットが、
目先のメリットなのか、
将来のメリットなのか、
という違いはあると思います。
目先のメリットはすぐ得やすいですが、その結果得られる人間関係というのは、利害関係ありきの、ちょっと淡白な関係になりやすいと思ってます。
メリットがあればやります、という関係なわけです。
ただ、僕が作りたいのは「ありがとう」を返し合える人間関係です。
誰かにお世話になったら、感謝する。
感謝し恩を感じるから、何か返そうと、何かしらその人の力になりたくなる。
そういう義理人情の世界です。
僕自身も、目先のメリットよりも、その人にお世話になったか?その人を応援したいか?という観点から、義理人情で行動してきたタイプです。
人間関係はまず先出しだと思ってます
これも強制するつもりはなく、そう思ってくれる人から、そのうち何かが返ってきたらいいなと思ってるくらいです。
10あげたら、1返ってくるくらいでいいのです。別に恩着せがましく、貸しをつくろうと思ってるわけではないです。
ただ、地道ではありますが、そうやって自分が与え続けた先に、温かい人間関係が築かれると信じてます。
短期でみたらコスパが悪いのかもしれませんが、長期でみたらどうでしょうか。
感謝や恩、義理人情を大事にすると、利害関係よりも、その人のために動こう!と思える人が増えると思います。
そういう人達は、自分が本当に困った時にいち早く駆けつけ、力になってくれます。
お金で雇われた人と違い、損得勘定ではなく、義理人情で力を発揮してくれます。
そういう時に発揮される力は、お金を払った時以上に、何倍にもレバレッジが発揮され、凄い効果を生みます。
僕はこれを「想いのレバレッジ」と呼んでいます。
「想いのレバレッジ」はお金では変えません。
雇われた関係、損得勘定だけの関係は、お互いの仕事量が、あくまで利害関係の域を出ません。
ただ、この人のために力になりたい!何とかしたい!という人達が集まり、お互いの想いにレバレッジがかかると、物凄い力を発揮したりします。
損得勘定という制限なく、想いのレバレッジがかかると、物凄い原動力になるのです。
僕はこれまでに、そういう場面を何度か経験してきました。
そして想いのレバレッジをかけあえる関係は、自分にとっての大きな財産だと感じるようになりました。
目先の利益ではなく、もっと先に築かれる、義理人情の関係を大事にすることが、僕にとっての最大のメリットというわけです。
なんだか理屈っぽくなってしまいましたが、願わくば、お互いがお互いのためを想い、力を貸しあえる関係ができると、組織も仕事も好転していくと思います。
もちろん、義理人情でやってくれることに甘えるつもりはないですし、僕自身も、そういう人にほど、たくさん貢献しよう、恩返しようと日々努力していきます!
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