戦略的撤退と逃げることの違い
こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。
継続してきた事を途中でやめるというのは、
それはそれで勇気がいる行為です。
継続に関しては、色んな解釈があります。
「継続は力なり」
「石の上にも三年」
一方で
「逃げるが勝ち」
「引き際が肝心」
など。
「ここまでやってきたし、、」と、かけてきた歳月が長いほど、後にひけなくなるものです。
ただ、時には「戦略的撤退」を余儀なくされることもあります。
戦略的撤退は、逃げるのとは少し違います。
逃げるというのは、単純に目の前の課題や嫌なことから逃避したいという思いで、やめてしまうことを刺します。
一方で戦略的撤退とは、勝負の仕方を変えるというニュアンスに近いと思います。
損切りをして、次の勝機にかけるのです。
前者は挑戦する心が死んでしまっているのに対し、後者は挑戦する心はまだ死んでいません。
同じ攻め方をしていても埒が明かない時は、1度引いて、違う角度から攻めてみるものです。
そして、最初の方法ではなぜうまくいかなかったのか?その原因からも、逃げずに向き合い続けることです。
戦略的撤退と銘打って、課題の原因に向き合っていなかったら、それは逃げと同じです。
うまくいかなかった本質から逃げていると、所変わっても、また同じ失敗を繰り返すでしょう。
そこからブレずに挑戦する心があれば、継続してきたことをやめても、それは戦略的撤退となりえます。
押してダメなら引いてみろ。
攻めの気持ちは忘れずに、攻め方は柔軟性をもって取り組んでいきたいですね。
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