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数値化できない力を磨く

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

職業選択のひとつの基準として、「そこでどんな力を身につけたいか?」という観点は、誰しも考えたことがあるのではないでしょうか。

僕もキャリアパスを考えた時に、とにかく食いっぱぐれたくないという思いから、「手に職を」という観点で、専門職であるエンジニアの道を選びました。

「手に職を」という観点は確かに悪くないと思うのですが、働いてみて気がついたのは、「手に職を」磨けば磨くほど、他の選択肢や柔軟性がなくなっていく感覚に襲われました。

専門性を極めるとは、何かに偏るということです。

その偏りに振り切ろうと思った時、なんとなく、他の業界や会社に行った時に、自分の力は果たしてどこまで通用するのか?という漠然とした不安がありました。

また、エンジニアという職業の特性上、常に目まぐるしく変化しアップデートし続ける技術の世界に、自分はいつまでついていけるだろうか?という悩みもあったと思います。

「手に職を」というのは、確かに短期的にみれば、食いっぱぐれることのない力だとは思いますが、時代の変化が激しい今、時代やトレンドの変化で、一気に取り残され、必要とされなくなる職業もあります。

少し悲観的かもしれませんが、自分もいつ、その波に飲み込まれてしまうかわかりません。
そう考えた時に、純粋に「どこにいっても通用する力を身につけたい」と思うようになりました。

それは、特定の職業や業種に限らず、全てにおいて共通する、ビジネスパーソナルとしての底力みたいなものでした。

・決断力 (捨てる勇気)
・逆算して達成する力
・プレゼン力
・コミュニケーション能力
・マネジメント力
・継続力、忍耐力
・胆力
などなど、、

どの職業も素晴らしいし、正解なんてないと思います。
ただ、大事なのは、それら職業を通して、上記にあげた「数値化できない力」を、どれだけ磨いていけるかなのだと思っています。

資格やスキルの習得は仕事をしていく上で必要なことだと思います。
ただ、数値化できる力にばかり囚われすぎず、数値化できない力も同時に磨くことで、仮に職業が変わったとしても、底力を発揮して、大抵の荒波は乗り越えていけるのではないでしょうか。

数値化できない力を自分は磨いているか?
そこにチャレンジすることを忘れないでいこうと思います。

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