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幸せなGiverと不幸なGiver

こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。

もらう以上に相手に与えている人のことをGiver (ギバー)、
逆にもらってばっかりいる人をTaker (テイカー)といったりします。

Giverであれ!というのは、色んな自己啓発や経営論にも出てきますが、Giverは本当に幸せになれるのでしょうか。

そんな疑問を検証した、ペンシルベニア大学の有名な実験があります。


GiverとTakerで、出世率や収入など、いわゆる「成功」にどれほど差があるのかを調査しました。
すると、最も成功しているグループはやはりGiverだったといいます。
ところが、最も成功して"いない"グループも、Giverだったというのです。

Giverは成功する人、しない人で2極化し、それ以外の中間層の人たちがTakerだったということです。

では、成功するGiverとそうでないGiverでは何が違うのでしょうか?
それは「八方美人のGiverかどうか」の違いだといいます。

八方美人のGiverは、自分の時間を奪っていくTakerの人たちにも一生懸命Giveしようとします。
その結果、本当にGiveすべき、貴重な人たちへ費やす時間を失っていきます。
逆に、成功するGiverの人たちは、誰にGiveすべきか?を厳選しているということです。


人を天秤にかけるわけではないですが、限られた貴重な時間とリソースを、どこに費やしていくかで、その後の人生は大きく変わるという教訓だと捉えています。

Giverであることは大前提で、日々の関わり、生活の中で、効果的な選択ができているかは、常に意識していきたいですね。

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