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複業時代に求められる力

個人が複数の仕事を持っていく、複業の時代が来ることは、以前の記事でも書きました。
今回は複業時代に求められる力とは何か、自分なりに考察してみたいと思います。

これからはより変化の激しい時代です。
自分はもともとIT畑の人間ですが、特にITの世界は変化が目まぐるしいです。昨日まで使われてた技術・常識というのが、明日には通用しなくなる。次から次へと新しい技術やソリューションが生まれ、業界の常識を塗り替えていきます。そうなってくると、何か特定の技術・スキルを身につけていれば一生安泰かというと、そういうわけにはいかなくなってきます。

ITの世界に限らず、世の中の変化のスピードは早まっています。変化を乗り切るには、1つの仕事に固執せず、業界を越え、複数の仕事をフレキシブルに掛け持ち、時代の形に合わせて自分を変化させていかなければなりません。そうなると何か特定の技術・スキルに固執していられなくなります。
「強い者が生き残るのではない、変化できる者が生き残るのだ」というのは、ダーウィンの有名な言葉です。とにかく変化に適応していく力が求められます。誤解しないでほしいのは、もちろん技術・スキル、1つのことを極めることを否定しているわけではありません。変化の時代を乗り切るには、”幅を持たせる”ことが大事ということです。

そこで問題になるのは、いち個人で、そこまで幅を持たせられるのか、ということです。技術力もあり、営業力もあり、会計もコンサルもできる・・・というスーパーマンは、たまにいらっしゃいますが、僕みたいな凡人には、まず無理です。笑

そこで考えたのは、個人で完璧を目指せないなら、チームで完璧を目指そう、ということでした。人は不完全だし、完璧ではありません。ただ、チームでお互いの強み、良さを活かしあい、補完しあうことで、チームで完璧を目指すことはできるはずです。そして、それを機能させるには、互いが全体の利を取れるかが大事になってくると思います。それぞれが個人プレーに走ったら、チームから烏合の衆になってしまします。チームとして機能させるには、お互いに同じ方向を向き、全体の利を取ることが、回り回って自分たちの利になることを理解し、全体を勝たせるために個々が機能していくことが大事だと思います。そうやってお互いの強みを活かしあうチームは、どんな変化にも面で対応することができ、幅がききます。

変化を乗り切るにはチーム力が大事になってくると思います。それに、チームは時代を通して変わらない価値、財産です。
時代の変化に合わせ、流行りの技術やトレンドを取り入れるのも大事ですが、時代を通して不変の財産を築くことは、これからの激動の時代を長く生き抜いてく上で、大事なポイントではないでしょうか。

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