気づいた時にはすでに手遅れ? ゆでガエルの法則から考えること
こんにちは。かけだし社長の小寺です!
みなさんは、「ゆでガエルの法則」って聞いたことがありますか?
沸騰したお湯に入ったカエルはあわてて飛び出します。
ただ、カエルが水に入った状態で、少しずつ温度をあげていくと、沸騰してゆであがるまで、気づかないそうです。
このことから、
「ゆっくりと環境が変化していくと、その変化に気づかず大変なことになっている」様を表した例え話です。(実際にはカエルは逃げるそうです...)
身近におこるゆでガエル
ゆでガエルの法則は、僕たちの身近にも起こりえます。
・少し残業しよう、が積み重なり長時間残業に慣れてしまう
・通用していた技術やスキルが、気づいたら陳腐化している
・ラーメンを食べ続けた結果、お腹が出てくる(笑)
ビジネスシーンから、個人的な問題まで、あらゆる場面でゆでガエルは潜んでいます。
「満員電車」って日本だけの文化のようです。あの光景を海外の人がみたら、クレイジーだ!と驚くようですね。でも僕たちはそれに慣れてしまっています。
人は良くも悪くも環境に適用してしまいます。その結果、仮に事態が深刻化しても、少しずつ変化していくと、僕たちはそれを危機だ!と認識しずらくなります。
気づいた頃に、「こんなはずではなったのに」と後悔してからでは遅いですね・・・
ゆでガエルにならないために
ゆでガエルにならないためには、どうしたらいいのでしょうか。
1. 視野を広く持つ
自分しか見えていないと、自分がおかれている状況に気づきにくいです。
最初に入った会社の文化が当たり前だと思っていても、他から見たら、それってやばくない?と、比較することで気づく変化はあります。
自分たちの世界がすべて!になってしまうと、思い込みも激しくなります。
外の世界を知ることで、はじめて比較対象ができ、自分を客観的に見つめることができます。
まさに、「井の中の蛙大海を知らず」にならないことが大事なのではないでしょうか。
カエルからの教えって多いんですね...カエルすごい!(独り言)
2. 新しい価値観を受け入れる
人は長く慣れ親しんだものがあると、変化を極端に拒む場合があります。
例え、それがどんなに劣悪な環境でも、自分はこれでやってきたんだ!とかたくなになってしまいます。
「フラガール」という映画があります。(ややネタバレあり)
炭鉱町だった土地にフラダンスを取り入れて地域活性化を図ろう!というのが物語の大筋です。
時代が変化し、エネルギー革命が起こったことで、炭鉱町は廃れゆく運命なわけです。しかし、町の住民たちは、新しいものを受け入れることに、心理的抵抗を抱きます。
そこに「フラダンス」という新しい価値観を入れ込むことで、町は見事再生を果たしていきます。
たくさんの学びが詰まった作品なので、興味がある方は、ぜひ観てみてください!
まとめ
ゆでガエルを避けるためには、常に情報をアップデートし続け、広い視野と客観的な視点を持つことが大事だと思います。
そして、このままではダメだ、、、と思ったなら、古い価値観を捨て去り、勇気を持って新しい価値観を受け入れることが大事です。
僕の大好きな漫画、「進撃の巨人」の中で出てくる、アルミンの名言が心に刺さります。
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」
自分の古い価値観を握りしめ、捨てることができない人は、
環境の変化に取り残され、淘汰されていくのではないでしょうか。
本当に必要なことは何か?
自分が変えるべきものは何か?
日々、自問自答しながら、いい意味で現状を疑い、そして新しいものを受け入れ変化する覚悟を持ち続けていきたいですね!
以上、ゆでガエルからの気づきのシェアでした。
それではまた!
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