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達人の所業は簡単に見える

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

技術には簡単そうに見えるものから難しく思えるものまで様々あると思います。

難しく思えるものにはそもそも挑戦しない、もしくは挑戦すると決めたならそれなりの覚悟をもって、必死に食らいつくと思います。

ただ、問題は、「一見すると簡単に見えるもの」に取り組む時です。

簡単に見えるものには、
本当に簡単なもの
・達人の所業故、簡単にみえてしまうもの

の2種類があるからです。

物事を極めた達人の所業というのは、本当に鮮やかで芸術的ともいえます。
人が苦労して習得する技術を、いとも簡単にやってみせたりします。

それ故、それを見ている側には「勘違い」が生まれます。

達人だから簡単なように見える所業を、
「なんだそんな感じでいいんだ」と、
見えるものを表面的になぞって、真似しようとします。

ところが、本当におさえるべき本質、基礎基本を習得していないため、うまくいかず、痛い目をみる。
こういうことはよくあると思います。

僕のメンターはチームづくりの達人です。
仕事は何をするかより、誰とするか、誰に応援してもらえるかが大事という考えのもと、それを実践し形にしていたのです。

僕も最初は「ご縁を大事にすればいいんだ」「仕事仲間から集めればいいんだ」と簡単に思って真似してみました。

ところが、実際やってみると全然うまくいかない。
同じように人を大事にし、想いを伝えている"つもり"だったのですが、全く本質をおさえられていなかったのです。

そこから目には見えない本質、何を大事にしてるのを、改めて学び直させてもらいました。
そこから結果が段々と噛み合い出しました。

簡単に見えるものほど、実は奥深いのだと心得ておくことが大事だと学ぶ経験でした。


達人の所業は簡単に見えます。
それ故、本質を見誤ると痛い目をみます。

物事を修める時は、目に見えないことほど大切に、基礎基本を習得していけるといいですね。

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