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時間単価はどのようにして決まるのか?~自営業編~

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

今日は前回に続き、時間単価について考えていきたいと思います。
今日は自営業(経営者)の方について。

かけだしの経営者が偉そうに語りますが、あくまで自分なりのコラムですので、ご容赦ください。

自営業の方の時間単価は非常にシンプルで、ずばり売上=時間単価になります。

当たり前すぎるかもしれませんが、時間単価をあげたければ、売上を伸ばす必要があります。では、売上はどうやったら伸びるのでしょうか?

需要と供給

売上があがるということは、それだけ世の中に必要とされている、ということです。要は、みんながほしい!と思ってるものをたくさん提供できたら、それだけ売上、そして時間単価をアップすることに繋がります。

みんながどれくらいほしい!と思ってるかが需要であり、
それに対してどのくらいの人が提供できているかが供給になります。

商売をするなら、世の中の需要と供給のバランスは、常に意識しておくべきポイントでしょう。

需要と供給の概念は、知ってて当然と思わがちですが、意外とちゃんと把握している人は少ない気がします。
というのも、流行りにのって商売を始める人が多いからです。

流行っているということは、需要があるということになりますが、
同時にそれだけライバルが多く、すぐに供給過多にもなりやすいということです。

供給過多の市場は、いわゆる、レッドオーシャンというやつですが、そこで生き抜くには、何かしらの戦略が必要となってきます。

認知度

レッドオーシャンを生き抜く戦略で欠かせないのが、より多くの人にどう認知してもらえるか?という、マーケティングの考え方です。

以前の記事でも少し触れましたが、人は認知度や知名度が高いものを購買する傾向にあります。みなさんも、知らない商品より、CMや広告で見たことある商品を手に取るのではないでしょうか。

商売をするなら、需要が多く、供給が少ない市場(ブルーオーシャン)を狙うというのが定石ですが、ブルーオーシャンにしろ、行き着く先は市場の奪い合いです。

単純にブルーオーシャンだからと安易に飛び込んでも、マーケティングの力を身に着けておかなければ、牌(パイ)の奪い合いに負けることになります。

どう認知させていくのか?
その戦略は、常に持ち合わせておきたいところです。

物の価値をあげる

商売人が時間単価をあげる手段として、需要と供給のバランスを無視して勝負できる方法もあります。

それが、「物の価値をあげる」という考えです。
単純に物の値段をあげましょうということではありません。物の付加価値を高めましょう、ということです。

付加価値が高いものは、競合がいようと、値段が高かろうと、購買に繋がります。

実際に既存の競合ひしめくアパレル業界で、圧倒的なコスパとトレンドの先取りによる付加価値で、
UNIQLOは業界を制しています。

また鞄は世の中に溢れていますが、ブランド物のバックというのは、未だに一定数の購買層がいます。
ブランドは唯一無二の存在であり、ライバルがいないのです。

需要と供給、マーケティングを考える一方で、
自分たちにしかない付加価値、ブランドはなんなのかを考えることも、商売の世界を生き抜く上で、大事なポイントではないでしょうか。

まとめ

色々考察しましたが、自営業や経営者にとって、時間単価とは、

付加価値×マーケティング

で算出されるではないかと思います。

一概に物を売る、といっても、その戦略は様々ですし、そこを考えていくのが商売の醍醐味であり面白さですね。

以上、駄文長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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