ねりまの散歩道・田柄川緑道テクテク歩き
緑萌えて爽やかな風に吹かれる季節。かっては石神井川と白子川の2つの川がながれていた田柄川水路をテクテク歩く。石神井川へ合流する田柄川は昭和46年から下水道幹線が始まり一部は暗渠化され、川そのものは地表から姿を消している。いまは「田柄川緑道」として土管のなかを農業用水路、上水道、排水路、下水等が流れているのだ。
光ヶ丘から東へ田柄、北町、に敷地内をぬけて都立城北中央公園まで3時間半。数えてみた「川のない橋」跡地はなんと10ヶ所以上、緑道ぎわのワンダーランドを発見したりしてなにかと面白い一日だった。
「天祖神社」のエイリアン
田柄2丁目で下車して天祖神社へ。神社内には、明治4年干ばつ対策に玉川上水の分水を引くことに成功した時の記念碑がある。隣接の社務所との隙間をふと見るとなにやら奇怪なものが横たわっていた。よく観察すると突風で飛んできた樹木の幹のかけら。
「川のない橋」
縁が盛り上がって続く緑道には何箇所か水位計が立っていた。川のない橋の標識も何箇所かある。北町あたりではお猿と大黒さん、羊とサンタさんの置物が鎮座していた。下宿前橋のあったところには、蛙や蝉やカタツムリがアクセントになったモニュメントも発見。かわゆい。
「みえない貯水池」
ひろ〜い!城北中央公園の陸上競技場グラウンド。その地下に貯水池があるなんてびっくりだ。石神井川のせせらぎを聴きながら、みどりの風吹き渡る芝で思い切り走ってみたよ。
「みどりバス」
歩き疲れた。バスに乗って帰ろ〜かな。あらバス停あるじゃん!と時刻表を見たらなんと1時間に1本、国際興業バスの「日野ポンチョ」は氷川台コースを練馬駅まで走るらしい。思わず“ちっちゃ!”と声をあげてしまうほど小型のコミニュティ・バスだが、愛らしいねり丸がチャームポイント。このバス、初乗りでした。
いなば まりこ
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