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g0v summit in 台湾

代表の青木です。10月5〜7日と台湾で開催されたg0v(ガブゼロ)summitに参加をしてきました!

経緯としては先月行われたCode for Japan Summit 2018にg0vのメンバーがゲストで参加。すべてのセッションでUDトークを使ってリアルタイム字幕の配信を行ったのに興味を持たれ、ぜひ自分たちのサミットでもやりたい!と言うことで開発者でもある僕が急遽サポートしにそしてg0v summitに参加をするために台湾に行きました。

g0vは台湾のシビックテック団体で、g0v summitはアジア最大級のシビックテックイベントと言われています。20ヶ国を超える国からの参加者がありとても国際的なイベント。地域課題や行政との関わり、オープンデータについての基調講演やセッションがありました。

そこで4部屋で3日間行われる基調講演やセッションにすべてUDトークでの配信を行いました。すべてのセッションにはg0vのボランティアメンバーによる中国語と英語の同時通訳がありました(これもすごいことです!)。僕はあえてUDトークの日本語字幕で参加。自動翻訳でだいたいの内容を把握することができました。

日本からもたくさんの参加者がいて、我らがリーダーCode for Japanの関さんが登壇。日本にはたくさんのコミュニティがあることや、データアカデミーなど行政への教育やインターンシップなどの関わりを話されました。カテゴリやプロジェクトなどこれだけ多岐に渡るのが日本の特徴かもしれません。

Code for Nerimaはまだ申請中なのでここには載ってなかった(笑)。

Code for NerimaにはUDトークのリアルタイム字幕で対応してるおかげもあってたくさんの聴覚に障害を持たれたかたが参加しています。g0v summitも一つ台湾のろう者の方たちの団体が聴覚障害者を取り巻く環境についての課題のセッションを持っていました。

このセッションではスクリーンに字幕を出すことに!のちにこちらは記事で「即時字幕」と表現されおそらく台湾初の音声認識字幕事例となったのではないかと思います。またこのセッションの方も最終日にUDトークで参加されていました。Code for Nerimaのインクルーシブな考え方は世界でも通用すると実感してなにか熱いものがこみ上げました(笑)。

まだまだ僕もシビックテックについては勉強中だし、Code for Nerimaも3月に立ち上がったばかりなので大きなプロジェクトとかは立ち上げてないです。少しずつ勉強しながら、またCode for Nerimaならではの活動を地域でやっていきそれが課題解決につながったりとか、みなさんが楽しんで参加してもらえるとか、そんな感じにできればいいかと思います。

(青木秀仁)


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