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電子書籍ではムリ本「逆転美人」

構成もミステリー要素も十分で一気に朝方まで読んでしまった、、、ネタバレはしない。けども確かに紙の本でないと成立しないわ。

「美人は得、ではない。」と延々語られる視点は、確かにそうかもなーと思うことある。要は外見だけで中身を伴わないと不幸になるのだけど、中身を育てる環境を失ってるとその機会も失う不幸連鎖はイメージできる。

環境は、家庭内部でも、社会(時代)でも変わるので、どこかの時点で変わるチャンスを逃さない。のもそうだし、逆に変化させる誘惑も多く、騙されることを回避することは、私たちの日常でも同じこと。

いじめられても、騙されても、失敗しても、絶望しても、世界は関係なく動いてて、それは冷たくも映るし、また新しいチャレンジもできる。この本の中で描かれる復讐にも似た希望らしきものもまた、静かに(読み手の私たちに)見守られている。


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