映画「渇水」それぞれの立ち位置を探る水たち
日本映画らしい静かに流れる時間、とそれぞれの想い。
なぜ水はタダではないのか。
水道代を払えないと水は止まる。困窮者には生きる気力も止まる。
流される人生ではダメなのか。
流されて来た環境や記憶の延長上でしか次の立ち位置は見つからない。
それでは何も変わらない。
大きな流れには逆らえなくても、そこに少しずつ根っこを生やして立ち止まることはできるかもしれない。草木のようにしなやかに受け流すことも可能かも。
私たちは生きてます。
と伝わってくる良き映画でした。
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