TOKYO

東京に行った
沖縄より暑いとはなにごとだ!

かとうさんにあった
手土産をあげるの忘れてたら、いつくれるのかと思いました、とツッコまれて
僕も何か手土産を、とカバンを覗き込んで
何も無かった、というかとうさんにめちゃめちゃウケた

任天堂ストアでふりかけと折り紙と靴下を買って、パンケーキを食べて、宮下公園でおにぎりを買った

かとうさんとドラクエ7の話をした
昔PSでプレイしていたころ、職業全コンプ、モンスターパークもコンプしたらしい
私よりドラクエ7をやりこんだ人に出会うのは初めてだった(というか、ドラクエ7をやったことある人を初めて見たのだけど…)
ドラクエ7は現在も再々々プレイ中なので、今度こそはコンプを達成したいと思った

かとうさんの話に出てくる人は、みんな、なんか突出しているところがある人たちだなあと思った

羽田空港からずうんと東京の街に入り込んだときに見えた高層ビル、オフィスビルかと思ったらマンションだった
この、ハチの巣のようにところせましと並んだひとつひとつの箱の中に、1人、ないし2人、よもや3人以上でここに住んでいる
集合体恐怖症であれば鳥肌が立ってしまいそう
ここにはこれだけの人がいるのだなと思った

東京にいると、いろんな人が霞んで見えた
ゴスロリも、下着のような服も、派手髪も、高い時計も、背が高い人も、外国人も、独特な化粧も
GUやSHEINで買ったような洋服を着てる子も1万円以上しそうなくらいに、髪の毛をばっちりカラーしてあるから本当にびびる
私はカット3000円で足踏みをするのに
つまり、この街は何もかもを包み隠すような寛容さ(悪く言うと雑多さ)で、何をしていても没個性的なのかもしれない、と感じた

ぼくはただ自分のことばかりを心配していました。
ありとあらゆることを心配していました。
たとえば健康について。
ふとしたことから消化不良、脱毛、背骨のゆがみなどが気にかかります。
その心配がだんだんふくれあがっていって、
最後には本当の病気にかかってしまうのです。

カフカ(父への手紙)

そんな文章が目に留まる
自己への高すぎる関心が、かえって自分を害してしまう

そんなところまで考えて
考えすぎかなぁ、と頭をふる

みんなは、マジですげえ、ほんと

かとうさんに、ちょっとした身の上話をして帰ってくるナチュラルな反応に、私は改めて自分が感じたことを自然な形で受け取ることができたなと思った
そういえば、誰にも、こうやって面とむかって話したことなかったかも、と思った
私は「自分が感じたこと」をスタートにしたあみだくじを引き始める癖があるから
人に話すことは、見失わないことなのかもしれない

レンさんと合流してお土産たくさん買って沖縄に帰ってきた
沖縄は雨

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