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院長に提案しよう!「外来の集患 編」(実践編)

みなさまこんにちは。

Rehacon365 木曜担当の北垣です。


今回は前回に引き続き、
院長に提案しよう「外来の集患 編」(実践編)
と題しまして、お伝えしたいと思います。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハ職の方々がどれだけ興味があるか分わりませんが…


少しでも院長への提案に繋がれば幸いです!


一緒に、
臨床+提案力
を身につけていきましょう!

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本日の内容
1.なんのために集患をするのか?(前半)
2.外来の売上を分解する(前半)
3.初診患者さんの来院きっかけを知る(前半)
4.”集患”の実践(実践編)

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皆さんの医院はどんな取り組みをしている?


みなさまの医院では、
患者さんによりきていただくため、どのような施策を行っていますか??


外来集患において代表的な取り組みとしては下記のようなものがあります。

図1


これらを、むやみやたらに行うのではなく、
目的別にうまく活用することで初めて効果につながります。


また、初診には2種類あります。

新患数…医院に初めて来院した新規の患者さん
再初診…以前来院していたが、新たに疾患を患い通院することになった


新患、再初診それぞれで、対策を分けて考える必要があります。



新患に対する施策

図1

で、院長が苦手なのがオンラインの施策ですので、オンラインの施策をお伝えします。

全てお伝えしようとするととっても時間がかかりますし、
私よりも超詳しいWEBマーケッターはごまんとおりますので、
外来集患において重要なポイントを、ざっくりお伝えしますね。

ただ、
ざっくりではありますが、

「こういったものがあるのか!」

と、知っておくことで、院長に提案できたり、WEB会社との打ち合わせで価値を出せたりするかもしれません!


なので、ざっくりいきます!w


本当は今回で全てまとめようと思いましたが、
長文になってしまうので、


外来集患に特に効果的な施策として
・MEO対策
・SEO対策
についてお伝えしたいと思います。


MEO対策

MEOってなんやねん。。。
Map Engine Optimizationの略です。。。ってなんやねん。。。

ざっくりいうと
Googleマップに表示させるための対策です。

あるキーワードを検索すると、
下記の画像に青色の枠で囲ったように、

図1

一番上に、Googleマップが表示されます。

このマップの検索に表示されるように対策することを、MEOといいます。


この対策方法は様々ありますが、
まずは下記3つをやってみると良いです。

・Googleマイビジネスに登録する
・Googleマイビジネスの情報を充実させる
・患者さんの口コミを集める
・患者さんの口コミに返信をする

それをやるだけで、上位に表示される確率がグッと上がります。

首都圏以外だと、
対策をしている医療機関は少ないので、先行優位性でやってみてください。


地域によっては、比較的上位表示されやすいかと思います。


SEO対策

SEOってなんやねん、、、
Serch Engine Optimizationの略です。。。

まあ、ざっくりいうと、
下記の画像の枠で囲っている部分の上位に表示されるように対策を行うことです。

図1

みなさんWEBで情報収集したい時って、
Googleやyahooなどの検索エンジンで、何かしらのキーワードを検索しますよね?


で、そのキーワードで検索した際に、
より上位に表示させることで調べたユーザーに、よりHPを見ていただくための方法です。


上位に表示されればされるほどクリックされる確率が高まります。

図1

※引用元:Google Organic Click Through Study | Whitepapers by Internet Marketing Ninjas


もちろんワードによって、このクリック率は異なりますが、
1位に表示されるのと、2位に表示されるの倍も違うようです。


いかに、SEO対策が重要かがお分かりかと思います。


このように、
検索エンジンで上位に表示されるよう対策をすることを
SEO対策と言います。


そのため、WEBサイトを作成する際には、
どんなキーワードで検索してもらうべきかを考え、
それらのキーワードで上位表示されるような施策を行います。


では、
どんなキーワードでSEO対策するべきなのか??


まずは、
「地域名 診療科目」
で1位を目指しましょう。


例えば、
地方だと、「市町村名 診療科」
首都圏だと「駅名 診療科」

という感じです。


SEO対策はとっても難しいです。。。。

ただ、
その中でも、基本的に行うとよいと考えているのが、下記です。
(※Google様の一声で変わってしまいますので、現時点での参考にしていただけると…)

ーーー
①スマホ対応サイトにする
②サイトスピードを高める
③常時SSL化する
④タグの正しい設定
⑤3クリック以内で全てのサイトに行けるようにする
⑥院長の経歴がしっかり記載されている
⑦ユーザーが欲しいコンテンツが記載されている
ーーー


細かい説明は省きますが、
①②③⑥は対策を講じていなければ、費用はかかる可能性はありますが、検索順位を高めたいのであれば、ホームページ会社さんと相談してやったほうがいいでしょう。

サイトスピードは

こちら

で無料で調べられます。


⑦は、
診療科目や診療する内容はもちろん、診療時間、アクセス、院長の人物像
など、ユーザーが欲しい情報をしっかり入れることが大事です。


また、
デザインやUIもものすごく大切です。


どれだけアクセス数があっても、
わかりにくかったり、欲しい情報に辿り着きにくかったりすると、閲覧者は離脱してしまって、来院に繋がりません。


この辺りは、た〜くさんの研究が出ています。
(奥が深いです。。。私も日々勉強です!)


なので、完全に知識を得る必要はないと思いますが、
ホームページ会社さんがデザインを提案してきた際に、

「なぜこの構成なのか?」
「なぜこのデザインなのか?」
「もっとこうしたほうがいいと思うけど、どう?」

など、しっかり議論をして、納得のいく答えをもらえる会社さんが信頼できると思います。


WEBサイトの施策の成果を示すにはどうすればいいの?

上記の取り組みを行うことで、ある程度アクセスが向上すると思われます。
ではどうやって成果を見える化するか?


そんな時の味方!
無料で使えるツールがあります。

Googleアナリティクス
Googleサーチコンソール


これらを使うと、
WEBサイトのアクセス状況がよ〜くわかります。


Googleアナリティクスはこんな感じ↓

図1

これらは、ホームページ会社の人に、
「Googleアナリティクスがみたいのですが、、、」
といえば見せてくれると思います。


(もし見せてくれないホームページ会社と契約しているようでしたらみられたくない理由があるのかも。。。)


その中でも、
Googleアナリティクスの、

ページビュー
ユーザー

この2つの値が非常に大切ですので、
これらを向上しているかどうかを定期に確認していきましょう。





と、ここまでで、長くなってきましたので、次回に続きます!

次回は、再初診の患者さんにに対する施策をお伝えできればと思います。



ご質問など、お気軽にDMいただければと思います😃

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