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研究のテーマはある!金は無い!さあ,どうする?

研究活動をするにあたって,大切なものはたくさんあります.研究テーマ,研究できる環境,共同研究者,職場の理解,研究資金.自分の努力でどうにかなりますが,研究資金・お金を集めることが一番ハードルが高いです.まずは日本全体の科学技術調査費からお金を見てみましょう.
総務省統計局の調査では2018年度の科学技術調査費19兆5260億円と途方もない金額を計上していますが,日本の国内総生産の大体3.5%ぐらいで調整されている様子.やはり景気が良くないと研究費に回せるお金が無いってことでしょうね.


(http://www.stat.go.jp/data/kagaku/kekka/kekkagai/pdf/2019ke_gai.pdf:検索日2020/08/29)

大学教員ですと.日本学術振興会の科学研究費助成事業による大型の研究費がもらえるチャンスがあります.こちらは研究者番号をもっていること,研究施設であることなど申請自体に条件がありますので獲得は難しいです.それでは一般の療法士が獲得できそうな研究費はどこにありそうでしょうか?所属している協会を確認!


PT・OT協会の研究助成を準備しています.
2020年度の申請は終わっているのですが,来年度も準備していただけると思っております.
PT協会は指定研究が1件100万円,一般研究が1件50万円で総額1000万までとなかなかの金額です.
(http://jspt.japanpt.or.jp/support/:検索日2020/08/29)

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