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【1月の日記③】仕事始め日記

1月5日(木)
冬休みのあいだ毎日ぐっすり9時間は寝ていたので、朝、起きることができるかどうか、がとにかく不安だった。でも、迎えてしまえば、案外あっさり、いつもの時間に起きてしまうもの。

まだ薄暗い早朝の駅のホーム。人はまばら。3連休が迫っているので、今日・明日も休む人が多いのかもしれない。いつも乗車する列車も空いていた。

仕事始めの日は、「会社に行くこと」が一番重要な仕事だと私は思う。
でも、仕事始めの日に(若しくは冬休み中に)風邪をひいて休んでしまうのは仕方がないこと。ご時世的にも、今は休まざるを得ない状況になりやすい。

数年前の仕事始めの日、私は久しぶりに乗った電車内で気分が悪くなり、遅刻したことがあった。「遅れます」と新年早々に上司に電話をする恥ずかしさと気まずさ。

そして、私はそーっと会社のドアを開け、なるべく目立たないように「本年もよろしくお願いしま~す」と小声でつぶやきながら席についた。私が遅れて出社することで、妙な空気を作るんじゃないかと思ったからだ。

ところが、周りの人は特に何も思っていなくて「大丈夫?」と心配してくれた。つまり、これは、ただの私の思い込み案件。

という過去を持つ私だけど、新年最初の出勤日くらいは「休むこともなく、遅刻することもなく、一日を気持ちよく過ごしたい」と、優等生社員でもないが、毎年そう思っている。


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