見出し画像

9/2 Slow LIVE’17 in 池上本門寺 "NICO Touches the Walls LIVE" Twitter まとめ

東京都大田区にある池上本門寺で9月1日から3日に渡り開催された「Slow LIVE ’17 in 池上本門寺」。私はイベントの中日に当たる9/2の公演に行ってきました。そもそも、Slow LIVEは「Slow Music Slow LIVE」というタイトルで2005年から始まり、今年で13回目を迎えます。参加するのは初めてなのですが、開催当初からこのイベントの存在は知っていて、長年気になっていました。情緒漂うお寺でライヴなんて、絶対、雰囲気良いはず!という確信もありまして。

そして↑この豪華出演者が発表され、私の長年の願望がいよいよ叶う時が来ました(笑)。以下、今年初出演したNICO Touches the Wallsのライヴ後のツイートです。

2015年にニコはACO Touches the Wallsとしてアコースティック・アルバムをリリースし、ビルボード東京・大阪でライヴも行いました。その後も、同年のJAPAN JAMにも出演していましたけど、本格的なアコのステージは2年ぶり。そして今回は、サポートメンバーである浅野尚志さんを迎えた5人編成のアコタッチになりました(上のツイート誤字ってるの今気づいた…)。

光村さんが先日のロッキンジャパンフェスで初御披露目したご自身のウルフカットは、襟足がだいぶ伸びていました。あとメンバー皆で、お揃いの赤いバンダナを首に巻いてました(ギターの古村くんはデニムのポケットから靡かせていたな)。

私は2015年に開催されたビルボードのライヴを観ているのですが、今回はそのライヴよりも時間が短いステージでした。とは言え、成熟された歌と演奏で、新たな試みをふんだんに取り入れたアレンジを施し、確実に当時を上回る完成度で。2015年からの2年間で、どれだけバンドが成長したのかが本当に良くわかる内容でした。そして、個人的にはイベントタイトルで「Slow」と謳われているから、しっとりしたライヴなるんじゃないかと予想していたのですが、曲によってはダイナミックな一面もしかと見せつけた、正にロックバンドのアコースティックライヴ。

彼らは客席に媚びるようなことはしないけれど、その代わり素敵な音楽を鳴らしてくれる。何より、ステージに立つ5人の「楽しい」という気持ちがダイレクトに伝わってくるから、観ているこちらもただただ楽しい。ライヴのメインディッシュは「音楽」であること。最近ニコのライヴを観ると、そんな当たり前のことを私は考えさせられ、一人の音楽リスナーとして原点回帰してしまいます。音楽を聴く上で、またこうしてテキストにしていく上で、大切なことを思い起こさせてくれるのがニコのライヴなのです。

最後に。ACO Touches the Wallsさんも、定期的にライヴを開催したらどうでしょう。今年の予定がこのSlow LIVEと、再来週のNew Acoustic Campのみなのは、なんだか勿体ない気がします。

面白い記事をこれからも書き続けるための励みになります。読んでくださったあなたの心に少しでも引っ掛かるものがありましたら、ぜひサポートよろしくお願いいたします。