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NICO Touches the Walls @12/31COUNT DOWN JAPAN1819

COUNTDOWNJAPAN1819、4日目。

この日はまずNulbarichをフルで観て、CHABOさん覗いて、キュウソネコカミからのNICO Touches the Wallsでライヴ納めをしてきました。

今回のニコは平成最後のCDJなので「お祭り騒ぎ」というテーマ。シングル曲中心のセットリストだった…とは言え、彼らなりに観に来てくれた人達の記憶に、何かインパクトを残したかったんだろうなと実感した時間でした。

リハ)mujina
本編)VIBRIO VULNIFICUS / THE BUNGY / Funny Side Up! /ホログラム / ハナノユメ(チャットモンチーのカバー) / 天地ガエシ / 来世で逢いましょう / 手をたたけ~We Will Rock You ~マシマシ~手をたたけ

ジャ!ジャ!ジャ!とメンバーがいっせいに音を出し、会場一帯を震わせるような重たいイントロに「どこぞのハードロックバンドやねん!」と思った"VIBRIO VULNIFICUS"からのスタート。曲と曲を繋げたメドレー形式で"THE BUNGY"、" Funny Side Up! "と続きます。

"ホログラ"ムのときに光村ギターの音が出なくなるアクシデントがあったけど、さほど気にならず。アニメ主題歌だったからか、めちゃ盛り上がるのね。バイシクルは一番のドラムが4つ打ちだった気がする(ちょっとアヤフヤですが)。

「大好きなバンドのカバーをやります。今年解散したバンドなんだけど」ってことでチャットモンチーの"ハナノユメ"、ケルト民謡のようなヴァイオリンのイントロからの"天地ガエシ"は安定感がありました 。

「平成が戦争のない時代であること、だから昭和は平成に嫉妬している。次の新しい時代も、音楽の力を信じて、平成が嫉妬するような良い時代にしましょう(ニュアンス)」

そんな光村さんのMCからの"来世で逢いましょう"が来て、そこからの流れが本当に素晴らしかった!"手をたたけ"と今、映画で話題のQueenの"We Will Rock You"とのマッシュアップが、もんのすごい盛り上がったんです。盛大なハンドクラップが広がる中で、光村さんが♪Buddy you're a boy ~と歌い出したら「うおおお!」と、どよめきのような歓声が上がって。またその彼の歌声がすこぶる良くて。

ニコを聴き続けてきた1人のリスナーとしては、この様子にもう感激しましたよ!だって、ニコがずっと目指してきて、やりたかったことってこれじゃない?洋楽と邦楽の壁を無くすような、独自の解釈で作り続けた音楽でニコは日本のポップミュージックシーンを突き進んでいるわけで。それを日本で一番有名で大きなロックフェスでやったのは、2018年最後の挑戦だったんじゃないかなと思いました。

終演後「かっこ良かった~!」という声をチラホラ耳にしたのも嬉しかったし、何よりニコにはEARTH STAGEにこれからも立ち続けて欲しいと思いました。たまに、集客がどうのこうのっていう意見も聞くけれど、自分たちの音楽を武器に、色々なバンドのリスナーを巻き込んで、さらに自分たちの音楽で一緒に遊んでしまおう!という姿勢は、たくさんの音楽リスナーに一度体感してもらいたい。

今年のツアーも楽しみにしています!

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