ズッコケでも明るく楽しく。。
今回は、私が日々繰り広げている、ズッコケ失態を自己記録用(→記録更新めざすんかいな)として、少しずつ、ご紹介します。
読んでくださった方々が、「こんな人間がいてもおもろいやん」と笑って
楽しく過ごして頂ける時間となればうれしいです。
さて、、「ブレイク笑(ショー)タイム」のはじまり、はじまり。。。
私って、ちょっとイケてる?!
私は自分の事を平々凡々人間だなーと思いながらも、どこか自分はイケてるんじゃないだろうかと思っていました。
小学校時代:低学年の頃は大人しく、何をして過ごしていたかも記憶にない位ですが、唯一記憶にあるのは、算数の計算ができずに、母にしこたま叱られながら宿題をしていたという記憶かなぁ~(→まっ、ありがちな光景で平々凡々)
中学、高校時代:徐々に勉学に勤しむことから離れ、反抗期も伴い少々荒れ模様ではありましたが一応、落第をすることもなく、卒業にはこぎつけました。(→荒れ模様の割にはイケてる)
短大時代:就職試験に落ちた私の方向転換先は、推薦試験で行ける短大を選びました。
特別子供が好きでたまらないといった訳ではなく
その短大には「英文科」と「幼児教育科」しかなかったので、積み重ねの学習力がなかった私は幼児教育学科を選択しました。
こちらの科を選択して幸いだったのは、数学を勉強しなくてよかったこと。
そして意外な事ですが、幼稚園や保育園の実習先に行くと、何気に子供や先生からは高評価を頂いたりしました。(→イケてると天狗)
余談エピソードですが、幼児教育といったら、ピアノが弾けることは必須だったのですが、私は幼少時代は幼稚園で習う「オルガン教室」に通った位でして。かろうじて弾けるのは「ねこ、ふんじゃった」程度でした。 人様のせいにしてはいけませんが、そのオルガン教室の先生がめちゃめちゃ
ヒステリー指導であったため、楽しいお教室ではなく、苦痛伴い、習得どころではありませんでした。
ピアノが弾けないと話にはならないので、大学生から初めてピアノ教室に通い、なんとか、付け焼刃対応で、課題をクリアしていった次第です。(→それなりにイケてる)
銀行時代:新入行員の頃は、業務に慣れず、かなり苦労はしましたが、
2年~3年と、時の経過とともに、普通に仕事をこなすことができるようになりました。(→最初がひどい割にはイケてる)
そんなこんなで、自分はこれといって特技や、趣味もないごくごく平凡な人間だと認識しつつも、それなりにイケてると勘違いをしていたのであります。
本当の私は。。
しかし、やっと今頃になって、
それはちょっと違っていたのではないかと気づき始めました。
昔の私は、自分に都合の悪いことや失態は、その場で自分に言い訳して
見て見ぬふりして過ごしていましたが、自分を見つめるという転機が訪れてからは、少し冷静に自分を外から見ることができるようになってきました。
そして、本当の私とは「普通より変わり者で、イケてるを気取りたいが、ズッコケまくる」という見解にたどり着きました。
ここ最近のズッコケエピソードとしては、こんな事がありました。
バイク盗難事件
私は時々、独立した息子が利用しなくなった原チャリ(原付バイク)を買い物に行く時等に利用しています。
原チャリは、小回りが効くし、何よりガソリン代もかからず涼しい時期には風を感じて走れるので、けっこう気分爽快に過ごす事ができますよね🎵
ある日、いつものようにバイクに乗って出かける為、自分の住んでいるマンションの駐輪場へ行くと、当たり前にあるはずのバイクがないのです。
駐輪場のバイク置き場のMY番号は忘れてしまっており、自分の駐輪位置の目印代わりにしていた横隣のバイクもない。
確か、私のバイクはこのあたりが駐輪場所だったはず。(なんでないねん!) 慌てて、自宅に戻り、自分の駐輪番号が記載されている書類を探しまくりました。(かなりの時間を要する)
「5番」それが私の番号、それくらいなら記憶できると、再び急いで、駐輪場へ向かった。 「5番」…やっぱりない。ヤバい!!、 これは盗難じゃ~っ!!
OBB(オババ)警察へ行く
こうなりゃー、もれなく私の「前のめりスイッチ」がONになり、何も考えずに即行動、ソッコー近所の交番へ駆け込んだのでありました。
交番には運良く、お巡りさんが駐在しており、「私のバイクが盗まれたみたいなんですう…」「最近バイクのポケットにバイク売りませんか?なんて怪しいチラシが入っていたんですぅ」などと、かくかくしかじか訴えて。
話を聞いて下さったお巡りさんからは、「まずはご家族がバイクを乗って外出していないか確認してみて下さい」と言われ、
「いや、主人は仕事中で車で出かけていますし、息子は独立して別の場所に住んでいるから乗る事はありません」と訴えた。
しかし、それでもお巡りさんは、手慣れた冷静な態度で、「まーそうかもしれませんが、、一応確認連絡をして下さいね」と・・・
渋々、仕事中の主人と息子に連絡を入れると、息子+主人「乗って出る訳、ないじゃろー」 とあっさり言われ、、
「そうだよね、やっぱり盗まれたんじゃ。」と私。。主人に至っては「はぁーなんで盗まれたんやー!」となぜか激怒されました。汗
真実を映し出す防犯カメラ
それだけでなんだか疲れた私でしたが、お巡りさんは淡々と、「では奥さん、こちらの盗難届を書いてください」と。。
そーして、お巡りさんから「お宅はマンションにお住まいだから、防犯カメラなどがあるはずでしょう、後で録画されているものを、確認させて頂きますので、管理人さんに私たちが訪問することを伝えておいてください。」と言われました。
「あっ!!そうですね。防犯カメラを見るといいですね!わかりました、管理人さんに伝えますっ!!」なんて、ちょっと良き兆しになってきたと気持ちが前向きになったOBBでした。
自宅に急いでもどり、ちょうど管理人さんと遭遇し、ここでもバイク盗難事件を「かくかくしかじか」訴えて、警察のご対応お願いいたします」なんて伝え、一通りの盗難対応処理を終えた私は、まだ犯人も捕まっていないのに、仕事をやりきった感に浸っていました。
上記は午前中の話だったのですが。。午後になり
また、別件で外出しようとした私は、管理人さんに再び遭遇し、私が「さきほどはどーもー、お世話になりますがよろしくお願いいたしますー」と
ご挨拶したら、、管理人さんは「奥さん、ちょうどよかったです。。あの、ちょっと私は、警察が来る前に本来ならば録画ビデオ(防犯)を見てはいけなかったのですが、奥さんが盗難に遭われたのではないかという日にちのビデオを見たんですよ」
真相が明らかに!!
「え、、そうなんですか!!それで、、」と興味津々食いついたところ、なぜか管理人さんがバツの悪そうなお顔をして
「実は、、●曜日の●時頃に奥さんが、バイクに乗って出かけられていたんですが。。」
えっ、、、ええええええええええええええーーーーーーーーー!!
犯人はまさかの 「わ・た・し。。」どうなってんじゃーーー
頭は真っ白、心臓バクバク。そして現実を受け入れ難い私は
管理人さんにすがりつくように。。「・・ということは、私がバイクを乗っていき、、どこかにバイクを放置しているってことで、盗難でははないってことですよね?!」(受け入れ難きを受け入れる為必死で管理人さんを巻き込む)→管理人さん、困った笑顔で「・・・。」
そして、その管理人さんの控えめな優しさを感じたとたん、、、 ピカーーーン★っと、記憶が蘇り
「あぅーーーーっ!そうじゃったわ。わたし●曜日は妹とでかけるため、 電停までバイクに乗って行き、帰りはバスで帰ったんじゃった」・・・と 語り終わると、厚顔無恥なこの私の顔から火が出るほどの恥ずかしさと、
穴があったら、地球の奥底まで潜り込みたい逃亡欲に駆られながら、平身低頭で管理人さんに謝りました。
「本当にお騒がせしてすみませんでした。。あーーもう、、恥ずかしすぎます。ごめんなさい。」
優しい管理人さんは「バイクの場所がわかってよかったですね~」と、穴。。穴に入りたい。。の私でした。
お巡りさんの慰めが仇に。。
そんなやりとりを終えて、次にお巡りさんのことを思い出し、、もうすぐ、、防犯ビデオを確認しに来られるはず!!やばい!!
急いで、間違いをお伝えしなくてはーーとマンションを飛び出した、、 そのとたん!タイミングよく?お巡りさん2名が
すでに、駐輪場まで到着されており、防犯カメラの位置をチェックされていました。
バタバタとお巡りさんに駆け寄り、とにかく、すぐに平謝り、、米つきバッタのように「申し訳ありませんでした。私の記憶違いでした。。
バイクは●駅にそのまま置いていることを思い出しました。。ごめんなさい」と。。
お巡りさんは、「そうだったのですか。。では一応、現場確認ということで、置き忘れた場所に本当にバイクがあるか確認させていただきますので、ご同行お願いします。その後確認できましたら、盗難届取り下げ書を書いてください」と言われました。
再度、盗難届取り下げ書の記載のため交番へ赴き、、「本当にお騒がせいたしましてすみません」と謝ったところ
「時々、、ありますからねーー。奥さんだけじゃありませんから大丈夫ですよー」人騒がせの私へ優しいお言葉をかけて下さったのです。。。
が…その慰めの言葉が妙に、自分のふがいなさを助長させたのでした。。
その後、息子には「まじヤバいだろーー」主人には「病院行って(頭を)調べてもらえ!」などと言われた私は、なにも反論することができず
本当に自分に不安を感じていました。
ちょっとボケてるだけ
能天気な私もこの事件では、さすがに自分への不安を感じ、痛い記憶として残っていたのですが、ある時、私が尊敬する方に、この話をすると「そんなの、ちょっとボケてるだけですから心配ありません。年をとったらみんなそんなもんです」と笑われて、、なんだか、すっと不安が薄れていくのを感じました。
まー基本、単純人間の私ですから、その言葉一言で、逆におこがましくも
「私って普通じゃなくて、ちょっとおもろい奴なのかもしれない」とまで気持ちが変化していきました。
そー思えてくると、どんどん気持ちが楽になって
今までの数々の失敗談さえ、自分にとっては武勇伝と思えてきます(笑)
そして、ズッコケた自分を一番大笑いしてる自分がちょっと好きにもなれています。
おしまい!
サポートは有難い限りでございます。サポートはCOCOROLL事業に欠かせないミャンマー事業の活動費に役立てさせて頂きます。