愛を知ろうとすればするほどわからなくなって、だからこれはもう理解しようと思っても自分のものにできないものなんだなって、思った

しょうがないなって、
男ってこういうものでしょ女ってこういうものでしょって括ってしまえばもう終わりで、その人自身と私自身が真正面から向き合った結果そうなったならそれはしょうがないで終わってもいいんじゃないかなって
それもしないでただの自己満で愛してると言って築くいていく愛を、寂しいと思うのは私だけでしょうか

『これが大人の世界だよ』
『重いよ、そういうの』
『割り切った方がいいよ』
ああ、うんざり
なんて思うのは私だけでしょうか

愛を求めようとすること自体が間違いだと、そんな大それたこと望んではいけないと思っていた
でもそれじゃ自分が自分を愛すことも出来なくなってしまう
おかしいかもしれないけどそういう感覚がある
自分を愛すことが出来ないということは本来の自分をいつまでも殺して生きるということだ
ひとりになったときにぐったりとするあの時間といつまでも向き合わないといけないってことだ
はい、今から辞めてみましょう！が出来たらとっても簡単だけどそう簡単には変われないのは小さな頃から根付いている根っこがずっとあるから
どうすれば傷つかずにいれるのかを選択し続けてそこにばかり栄養が渡りいつのまにか大きくなった根っこ

こいつはとても厄介

いらないからといって一気に切り倒せば治るって言うわけでもない
大切なのはその根っこが自分の中にあることを自覚してなぜ、そうなったのか、それをどうしたいのかを考えること
切り倒すだけではすぐ、戻ってしまう
そしてその根っことどう会話をしていくかだ
愛してくれる人がいる、愛せる人がいる
多くなればなるほど自分が見えてくる
一度受け入れてみるとどんどん広がっていくのがわかる

最初の話に戻ると愛ってこういうものでしょって何でも括ってしまうとそこから広がっていかないよなって思う
その人個人個人の愛し方があって、タイミングがあってこれもあげるとキリがないんだけど
愛を知ろうとすればするほどわからなくなって、だからこれはもう理解しようと思っても自分のものにできないものなんだなって、思った

何でもそうだと思うんだ
『それを待っているのが怖かったから動いていただけだよ』
そんな歌詞もあるくらい、人それぞれなんだよ
どう在ることが大切なのかは自分が決めればいい
多くの人から愛される人っていうのは必然と、自然と？の方が合ってるかな、人のことを愛してきた人なんだろうな

私の中の愛も、どんどん広がるといいな

Coco.

#エッセイ #コラム #polyhedra