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明日何を感じてるかなんて生きてみなきゃわかんない








明日何を感じてるかなんて生きてみなきゃわかんない。
それくらい明日を生きるって当たり前のようで当たり前じゃないんだよね。



言葉が好きな理由は、外見ではなく、その人の内面が映るからだ。
顔も見たことのない人の本を買って励まされるのは言葉の使い方や、話し方、その描き方でその人がどんな体験をして、どんな頭の中で、どんな創造をしながら描いているか、それだけが読み手の頭に入ってくる、外見だけを見て、比べられる、思わず比べてしまうと言ったストレスがない。
今までの経歴や、学歴もまだ入るかな、どんな育ちでどんな服を着ていて、どんな話口調なのかとかよりも、自分の実力が言葉には宿る。もっと言えば魂が見える。
わたしたちは無意識に並べられてずっと比べられてきた。
いい恋人とは?いい友達とは?いい結婚とは?いい老後とは?
ずっと答えを探している。
年を重ねていくことでどんどん心は広くなるのに、小さくなっていく人もいる。
意図的に狭めているのか、そうなってしまうのか。
そんな中で10年も、20年後も同じ人を好きでいることは難しいことなのかな。
ずっと上司の愚痴を言いながら『変えられない』と決めつけてそこに居座るだけの人に誰が魅力を感じるのだろうか。
それは私がただの若輩者であるから言えてしまう、それだけなのかな。
間違っていると認めていながらも、そこから動けない、動かない理由があるのだろうけど、その壁の存在をお互いに知りながら無視できてしまう、でもそれがその関係性でいい理由にはならないはずだ。
自分の人生を考えることが億劫だなんて、悲しすぎじゃないだろうか。
そのどこへも行き場のない虚しさは残念ながら勝手には消えてくれない。
諦めているわけではないけど諦めてる。そんな感じがしてならない。
自分の理解できない未知と遭遇したとき否定から入ってしまう、そんな人が多いように感じる。
「日本人だから」みたいな言い方はあまり好きではないけれど、国ごとの文化や教育の影響を受けないで育つのは厳しい中で、さもそれが当たり前かのような口ぶりで作られた言葉や偏見に日々晒されている。
何が言いたいかって、人の気持ちは移ろいゆくものだというけれど「楽」をしすぎると何も見えなくなってしまうってこと。
元々持っている潜在能力みたいなのはどんどん廃れていって、というよりも廃れていくように仕向けられていたとするならば、この世の中をたった一言で生かすも死なすこともできてしまう人がいるならば、私たちはなぜ心臓を動かしているのだろう。



絵に描いたような青空の日は、ブルーな気持ちを和らげてくれる、太陽の光が浄化してくれてる、そんなことを感じるけど、時にはそんな強い光で照らさないでと思ってしまう日もある。
そのくらい不安定で、身勝手な日常を生きている。
だから『生きる』って楽しくなるし、辛くなる。
刺激の中で生きているとそれが当たり前になって、物静かな部屋だと気持ちが落ち着かなかったりする。
なんだか今日はソワソワするなって時は宥めるように深呼吸したりしてリラックスするようにしている。
コロナの影響で世の中に広がる不安の中で、どう感じてどう行動を起こすか、普段では感じられない非日常であり実は『日常』である今だからこそ、その人の核が見えたりするタイミングなのかもしれない。
漠然と『何かしなきゃ』に追われていた気持ちの正体が、変化を起こすにはどうしたらいいのか、見えてくるタイミングなのかもしれない。
必要なもの不必要なものと区別するだけではなくて、じゃあ何故そうなのか、そしてそれぞれに問いかける、『わたしが欲しいもの、欲しかったものってなんだろう?』
今すぐにわかるもの、時間をかけてではないとわからないものがある。
その差を小さくしていくにはやっぱりどれほどの想いでここまで歩いてきたのかだと思っていて、そして自分の歩幅と大きさ、どんな道を歩いてきたかがわかる人は色々な景色を見る余裕がある。
『度量を見極める』というのはよく聞くけどそうしてからさらに『自分はこうしたい』がある人が好きだ。
そして度量なんて窮屈だと言い出す、そんな人がいい。




もう一度言うと、これはただのわたしが若輩者であるから言えることなのかもしれない。
また月日が経てば変わってるのかもしれない。
でも、色んな意味で、そういうものだとも思う。
無責任に言葉を使えというわけではなくて、『この人前と言ってることが変わったな』なら、そうした人がいるんだな、その人ってどんな人だろう?の方が大切なんじゃないかって。
すごい感覚的な話になってしまうけど、そう思う。
だから言葉ってとても大切なんだよな。
言いたいことがまた散っていってしまったけど、考える時間が増えた今、気づけることを胸に、早くこの不穏な空気が治るといいなあ。








Coco

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