見出し画像

自分が気持ちよく吸い込める空気は、どこにあるのだろう。






意志を持ったぶれない人、または固まったまま動けないだけなのか。
静寂の中で過ごしたい。
言い切ることが出来なかったそのたった一瞬で、何もかもが崩れていってしまう。そんなことがあった。
とてつもなく大きな想いがあって、それを動かす方法は沢山あって、一つ間違えれば、『悪』だと言われることもあるかもしれない。
善と悪はいつも隣同士、背中合わせにある。どんなことでもそうだって本当に思う。
言葉を遮ることがどれだけあなたを傷つけただろう。
ずっと、きっと、居場所の話をしている。
自分が気持ちよく吸い込める空気は、どこにあるのだろう。
この気持ちを探すことを辞めてしまう、辞めざるを得ない、そんなこと考えたことない人だっているかもしれない。考えることすらできない環境なのかもしれないし、見つけにいくことを阻まれてしまうことは本当に沢山ある。
心に溜まった言葉をふるってみて残った選択肢を最終的に選べばいい。しっくりこなければ、戻してみればいいし、迷うことはそんなに悪いことじゃないって思うようにしてみたら少しは楽になった。
小学生の時、机に顔を横にして歌っていた鼻歌が自分が思っていた声よりも大きくて笑われたことがあったのをふと思い出した。
今を思えば当時から閉塞感があったのかもしれない。
『本当の私はどこにいけばいいんだろう。』
でも、この気持ちがなかったら唄えてなかったのかもしれないって思うと、この気持ちを感じることができてよかったなって。
ただ、その時に感じた孤独感みたいなものは当時の私にはよく理解出来ていなくて、今もまだ出来ていないけど、『時間が解決してくれる』これは結果の話であって何の解決にもなってないんだよね。
じゃあどのくらいこのまま過ごせば寂しくなくなるのかなんてわからない。
果てしなく続く、深海のような暗闇はやっぱり怖い。
でも長く、この気持ちと過ごしているとこんな風に感じ方が変わってきた。
だからいいんだ、このまま寂しさも優しさも抱きしめていればいい。抱きしめる。抱きしめられればいい。抱えきれなくなったのなら、離せばいい。
生まれた感情を、どんなに禍々しくとも、例えどんなに小さくとも、なくさずに、持っていればいいんだと思う。
消えてもまた、還ってくる。
還ってきてくれた、気持ちをまた受け止められた時、胸がいっぱいになる。
全てのことには、意味があるんだ。
自分の心の声を聴こう。
時間は思っているよりも長くて、思っているよりもとても短い。
自分のために、何か一つでもしてあげよう。





Coco








世界でたった一人の自分で在り続けること 頂いたサポートは創作活動への励みにさせて頂きます。見て下さりありがとうございます。