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#「作ってみる」と「作り続ける」

自由に外出することがままならない状況における「おうち時間の過ごし方」として、私は見事に手芸にハマり、ひたすら自分が作りたいものを作ってきました。

「作りたい」キモチを抑えずに、まず「作ってみる」ことで、完成した作品の出来栄えに課題が見えてきます。そして「更に良いものを作りたい」というキモチが芽生え、作品のどこを改善すれば良いのか試行錯誤を繰り返しながら「作ってみる」ことを繰り返すことで、作品の出来栄えが徐々に向上してきました。

「作りたい」と「作ってみる」の繰り返しは、まさに試行錯誤の繰り返しであり、終わりがありません。コロナ自粛がきっかけとなり、思いがけず手芸に取り組むことになったのですが、作品を量産するうちに、自分自身の「できない完璧主義」の要素が浮き彫りになってきました。長年ミシンすら触っていないような素人の癖に、作品の出来栄えに満足ができず、より良いものを追求したいキモチは尽きることがない、貪欲な自分を発見しました。

「作りたい」フェーズから「作ってみる」フェーズに到達するのは比較的早かったのですが、「作ってみる」を「作り続ける」フェーズに到達させるのは、並大抵のことではありません。何事も「続ける」こと、「継続」することは難しいのだということを改めて実感しました。

そんなできない完璧主義な私にとって「続ける」ことは心の中でも重要な位置を占めているのか、これまでも何本かnoteに書き留めていました。

「継続」するには「楽しさ」をセットすること

昨年末に書き留めたnoteに我ながら良いこと書いてるやんと思いつつ、手芸においても、楽しく「作り続ける」フェーズに辿り着きたいです。そのためには、まず「何のために作るのか」という「ミッション」が必要なんだと思います。結局使われないものを作っていても仕方ないですもんね。

今の私にとっての「ミッション」は、ただの自己満足だけで作ってきた作品を、欲しい、使いたいと言ってくれる貴重な方のために、全力を尽くして仕上げることかなあと思います。ただし、手芸自体はあくまで趣味の延長であるので、仕事を疎かにせず、また義務感を感じることなく楽しく作り続けようと思います。




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