#NUDGE実践行動経済学完全版【読書メモ】 7 Ishimoto Reiko(Rei*cocotora) 2023年3月2日 00:30 462頁もあって、読むのに時間かかりました。翻訳本なのに読みやすかった。以下、読書メモリバタリアン・パターナリスト「人びとが自分が思ったとおりに行動できるようにしたい」パターナリズム的な政策とは、人びとが自分の好ましいと思う目的地にたどり着けるように手助けする政策である選択アーキテクトは、ナッジしなければならない現状維持バイアス人は自力で「ベストな選択」ができるのか人は損をすることを嫌う変化はそれだけで恐ろしいフレーミング人びとをナッジすることは可能である計画通りとその場の欲望セルフコントロール問題メンタルアカウンティング情報カスケード多元的無知バンドワゴン効果小さなナッジを与えて、その思い込みを正すと、大きな変化を呼び起こすことができる「みんなと同じ」は「私もそうする理由」になる選択アーキテクトは社会的影響を簡単に利用できる選択に関わる金額が大きければ大きいほど、練習できる機会は少ないフィードバックがうまくはたらかないときには、ナッジが役に立つだろう選択アーキテクチャーよいデザインと機能的なアーキテクチャー簡単にできるようにすることピルの偽薬セルフナッジ =スナッジキュレーションをしっかり行って選択肢を絞り込むか、よいデフォルトを設定する人間は現金よりもタダでもらえるものに引きつけられることがある物事は楽しくできるようにするスマート・ディスクロージャー開示すべき重要な情報は細字部分に宿っているスラッジサブスクリプション解約トラップ入るのは簡単なのに、やめるのは大変というこの非対称な仕組みを使い、それをビジネスモデルの重要な要素にしている組織は多いように思われるキャッシュバックトラップ見えない不便 プリンターを安く売って、インクで稼げ「価格を不透明にする」スラッジを減らせば、大きな見返りが期待できる「よりよいデフォルト」能動的選択者と委任者(デリゲーター)ドナー登録するようにナッジする方法選択促進命令的選択 命令はそれだけで拒絶反応につながるインセンティブデフォルトは選好の誘導に大きな誘導を与えるベストプラクティスから学ぶこと「温室効果ガスは絶対減らすべき」なのに、取り組みがいっこうに進まない理由1現在バイアス2顕著性3敵の不在4確率的被害5損失回避気候変動に適切な対応を取るのが難しい理由1 自分の行動が環境にどのような影響を与えるのかについて、明確なフィードバックがない2フリーライドの問題「共有地の悲劇」どうすれば「みんなで協力」できるのか?会社を経営している人たちには良心がある従業員、投資家、顧客は経営者をナッジできる汚染を生む者に税金やペナルティを払わせること 炭素税は炭素の社会的費用と等しくなければいけない キャップ・アンド・トレードエネルギーのパラドックス どんな「よい選択」も、気づかなければ意味がない価格を正しく設定する情報開示を義務づけると、排出量が大幅に削減されるときがある「環境にやさしい」をデフォルトにグリーンエネルギーを自動選択し、オプトアウト処置フィールドエビデンスホーム・エネルギー・レポート自分のエネルギーの使用量が近隣住民の標準量と比べて多いか少ないか、エネルギーを節約するにはどうすればよいかが一目でわかる気候変動は最も深刻で、最も困難なものである選択アーキテクチャーを改良して、さまざまなナッジをすること行動科学を公共政策や企業経営に組み込むよい選択アーキテクチャーをつくることを、あらゆる政策分析と企業の意思決定の柱にすれば、成功するチャンスはぐっと広がる「よい方向へと導くナッジを」 ダウンロード copy #読書メモ #気候変動 #ナッジ 7 日々の些細なことを記録し留めるためにnoteを活用しています。 サポート