#マインドフルネスニッティング
この半月あまり、自宅で過ごす時間をほぼかぎ針編みのがま口作りに費やしています。大変な世の中、まさに不確実性の高い時代の真っ只中にいるのだという事実を受け止め、オンオフ共に積極的に他者とのコミュニケーションを取るのは控えています。SNSでの投稿は相変わらず頻繁ですが、内容はほぼがま口作品のことばかりになっています。
オンラインでのコミュニケーション手法を複数チャンネル持つことは大事やなと思うし、色々と試してみたいという気持ちもありますが、自宅でzoomのようなオンラインアプリなどでコミュニケーションを取るのは案外難しいです。自宅にいながら気軽に外と繋がるって一見便利なようですが、他の家族にとっては騒音でしかなくて。息子達も友達とチャットしながらフォートナイトで遊んでいますが、ゲームにエキサイトして大声で叫んでたりするので、とにかく煩いです。
今はできるだけ自宅で過ごすことが必要な時期やということは十分承知していますが、サードプレイス、職場でも自宅でもない第三の居場所は貴重やなあと実感しています。通常時であれば、サードプレイスを自宅以外の外に求めていたし、それでココロのバランスが保てていたような気がします。
そもそも自宅に自分の部屋が無いので、他の家族がいるリビングで長時間過ごさざるを得ません。観たくもないテレビの音やオンラインゲームに熱狂して叫んでる声が入り混じる中、ひたすら黙々と編むことで、騒音が気にならなくなるぐらい意識を飛ばして瞑想状態に入る術をほぼマスターすることができました。騒がしいリビングで過ごしていても、自らの内面にサードプレイスを作り出せば結構心地良いなあと感じています。
編むことに集中することで瞑想状態に入ることを「マインドフルネスニッティング」というらしいです。
なにも考えず、ただひたすら目の前のひと目ひと目を編み続けていく。その単純作業が気持ちいい。
編み物は脳味噌の過活動を抑えるのにも有効で、以前よりも躁鬱の波をコントロールしやすくなってきました。我を忘れて編み続ける生活で得られる心地良い疲労感が堪らないので、しばらくは他者とのコミュニケーションは必要最小限に留め、ひたすら編み続ける毎日を過ごしたいと思います。
日々の些細なことを記録し留めるためにnoteを活用しています。